サッカーのアジア・カップで日本代表を優勝に導いたザッケローニ監督が1月31日付のイタリア紙レプブリカのインタビューに「アジアのサッカー界は広大だ。はるか遠くの国と対戦し、遭遇しなかったのはUFOくらいだ」と答え、興奮冷めやらぬ様子がうかがえた。 「通訳と勝利の力を借りて、私はザッケローニ“さん”になった」と題した記事は、昨季イタリア1部リーグ(セリエA)ユベントスで期待を裏切ったと批判されながら、アジア制覇で面目躍如した充実感を伝えた。 同監督は日本選手について「荷物を自分で運び、試合後の後片付けまでする。今まで見たことがない」と感心。母国イタリアのサッカーについて「見ていないし情報も聞かない。未練はないし別に話したくもない」と述べ、日本への愛着を強調した。日本での生活については「すごくいい」としながらも「日本語は難しく、通訳を使っている」と言語習得には頭を痛めているようだ。 母国の料理は