シンクライアントの実現方式は大きく4種類ある。方式によって,アプリケーションの共有形態や実行場所などが異なる。各実現方式を理解したら,ユーザー要件にマッチしたもの選択しよう。その場合,二つの方式を併用するのも一手である。すべての要件を満たす方式はないので,技術的な制約は運用でカバーすることが求められる。 第1回ではシンクライアントが登場してきた背景と製品一覧(2006年4月号の時点)を示す。第2回で4種類の実現方式を説明。第3回では選択のポイントを,第4回では使う上での運用のポイントを紹介する。 <目次> 第1回 注目集まるシンクライアント 第2回 シンクライアント:知る編 第3回 シンクライアント:選ぶ編 第4回 シンクライアント:使う編