専門家によると、姿勢性症候群はしばしば、肩こりや手首および手の痛みなどの反復性疲労障害(Repetitive Stress Injuries:RSI)と相まって起こるが、これは一般にはよく知られていないという。理学療法士も、あまりに多くの人々が姿勢に気を配っていないと述べている。 「デスクでもできる手首のストレッチの必要性を認識している人は割に多い。だが、不自然な角度に曲げられた首や丸まった背中にまで注意を払うケースは少ない」と、ニューヨーク州アルバニーの理学療法士Doreen Frank氏は話す。同氏の患者には、オフィスワーカーが多いそうだ。 こうした不注意の結果、「コンピュータの前で不適切な姿勢をとり続けることになり、頸椎を損傷する人が後を絶たない」と、Frank氏は話している。 Frank氏は25年にわたり治療に携わってきたが、ここ5年間では、手根管症候群より姿勢性症候群に悩む患者が
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