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2009年10月7日のブックマーク (1件)

  • 隠れた「コスト」をあぶり出す方法 | 儲かる会計思考入門

    製造の現場は、とかく日々の作業に追われ、経営上の数字と仕事との結びつきを他部署以上に感じにくい。景気がいいときは量産の喜びがあるが、不況時は冒頭のようなしわ寄せが来やすい。 しかも実態(数字)を共有する機会もないままに、在庫が膨らみ、突如こうした措置がとられたのでは納得することができない。「せっかく製造現場ががんばっても営業が弱いから売れない」「値引きばかりしているから儲けが出ない」などと、販売や経営サイドへの恨み節に発展しがちだ。 しかし、メーカーの根幹はつくることにあり、つくる人間自身が数字への理解を深めたらこれほど強いものはない。 なかでも大事なことは「全体との結びつき」を理解すること。製造工程で発生する「コスト」から、実際に製品が販売される「単価」まで、トータルで数字を理解してほしい。 たとえば、原価10万円の製品を10個つくったとする(図7)。単価12万円で7個売れると売上高は8