【エンタなう】名門音楽学校を舞台に世界的なジャズ・ドラマーを夢見る学生と鬼教師による狂気のレッスンを描いた映画「セッション」(公開中)をめぐりネット上でバトルが勃発している。 ジャズ・ミュージシャンの菊地成孔氏が、公開前に自身のブログで約1万6000字を駆使して音楽的根拠を示しながら映画を酷評した。これに、映画評論家の町山智浩氏が大反論。映画として優れた点を挙げながら、影響力のある人物が公開前の映画を批判することの是非を問うたのだ。 菊地氏の酷評にツイッター上では、《僕は100人の「ジャズを知らない批評家の評価」よりも、菊池さん(原文ママ)一人を信じる。この映画、見る気が失せた。笑》と、町山氏の指摘通りの反応も。 かと思えば、《反対に怖いもの見たさの好奇心が刺激される》など、かえって映画の宣伝になったふしもある。 映画では、鬼教師がリズム感を叩き込むため、学生に「ワン・ツー・スリー