元同僚、「居場所つくる」 悩みに耳傾け、SNSで発信も―秋葉原無差別殺傷16年 時事通信 社会部2024年06月08日07時04分配信 東京・秋葉原の殺傷事件で死刑が執行された加藤智大元死刑囚の元同僚、大友秀逸さん=5月27日、東京都千代田区 東京・秋葉原の歩行者天国で2008年6月、17人が殺傷された事件は8日で発生から16年となった。「何かを抱える人の居場所をつくりたい」。死刑が執行された加藤智大元死刑囚の元同僚で、保護司となった大友秀逸さん(47)は、同じような被害者を少しでもなくそうと、殺人願望を持つ人らの悩みに耳を傾けている。 小説家夢破れ、転じた憎悪 「底辺の人生」秋葉原事件に共感―青葉被告公判・京アニ放火殺人 大友さんは03年、勤務先の警備会社で加藤元死刑囚と出会った。仕事のアイデアを提案するなど、真面目で一生懸命な人との印象を受けた。 同じ青森県出身で、アニメやゲームなどの