ブックマーク / anime.eiga.com (10)

  • 【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第54回 「ガールズバンドクライ」は君に語りかける 3DCGの行方を

    今期のテレビアニメでは「ガールズバンドクライ」が最高だ。ここまでアニメで熱くなったのは数年ぶり。寝ても覚めても「ガルクラ」のことを考える勢いでどハマリ中です。余裕があったら作品の聖地・川崎に毎日通いたいくらい。さすがにそれは無理なので、しばしば吉野家で牛丼をべております。ぎゅう。 シリーズディレクター(事実上の監督)は酒井和男さん、シリーズ構成は花田十輝さん。「ラブライブ!サンシャイン!!」の監督・シリーズ構成コンビによる東映アニメーション発のバンドものオリジナルアニメ。語りたいポイントは山程ある。キャラがいい。ストーリーがいい。主題歌と劇中歌がいい。劇伴もいい。キャストもいい。思春期の激情と反骨精神、喜びと哀しみが詰まってる。たまらない。ロックだ。でも、今日語りたいのはそこじゃない。映像の魅力なのだ。 今作はいわゆるフル3DCG作品。メインのキャラクターは基3DCGで描かれ、部分的に

    【前Qの「いいアニメを見にいこう」】第54回 「ガールズバンドクライ」は君に語りかける 3DCGの行方を
  • 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第51回 1980年代アニメ映画群の背負った時代性

    来る5月17日から3日間、名古屋で貴重なセレクションのアニメ映画祭が開催される。詳細は、すでにアニメハックで記事化されている。 ●80年代の劇場アニメが名古屋に集結「どまんなかアニメ映画祭」開催決定 https://anime.eiga.com/news/121007/ 【上映作品】(詳細はリンク先参照)。 「機動戦士ガンダムI」「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」「★機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」「★超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」「幻魔大戦」「ルパン三世 カリオストロの城」「★王立宇宙軍 オネアミスの翼」「AKIRA」「★ヴイナス戦記」「機動警察パトレイバー2 the Movie」 多くは関係者のトーク付きで、氷川は★マークのインタビュアーを担当、パンフレットにも寄稿をしている。作品選定は「どまんなかアニメ映画祭」総合プロデューサーの近藤良英によるものだ。1980

    【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第51回 1980年代アニメ映画群の背負った時代性
  • 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第46回 “残る映画”ってなんだろう?「シン・仮面ライダー」配信開始に寄せて

    ホーム > ニュース総合 > 特集・コラム > 氷川竜介の「アニメに歴史あり」 > 【氷川竜介の「アニメに歴史あり」】第46回 “残る映画”ってなんだろう?「シン・仮面ライダー」配信開始に寄せて 庵野秀明監督の映画「シン・仮面ライダー」が、Amazon Prime Videoにて7月21日から配信される。3月18日に公開開始、6月4日に主な劇場での上映を終了したばかりであるものの、配信ならではの価値が付加されるのでは、と期待している。 もちろん劇場映画だから、映画館の鑑賞が基である。映像や音響も、暗闇の中で光と音に集中することを前提に作られている。しかしながら作の場合、1971年のテレビシリーズが原点であり、怪人単位でエピソードを積んでいる構造があるから、分割視聴も可能となっている(実際にクモオーグ編を切り出してテレビ放送、先行配信もされた)。 落ち着いた家庭内の視聴環境も、優位に作動

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  • 「ルパン三世 カリオストロの城」トリビア 驚異的に短かった制作期間、宮崎駿“新人”監督と山田康雄さんのエピソード

    5月5日午後9時から日テレビ系「金曜ロードショー」にて、劇場アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」が放送されます。 作は、1979年に公開された「ルパン三世」劇場版第2作です。2021年には、「ルパン三世」アニメ化50周年を記念して4K映像+7.1chサラウンドの特別仕様で、短編「ルパンは今も燃えているか?」と2立てで公開されました。 「カリオストロの城」は、初期のアニメ版「ルパン三世」の名作であると同時に、宮崎駿監督の劇場初監督作品としても知られ、作のヒロインであるクラリス役を「風の谷のナウシカ」でナウシカ役を務めた島須美さんが演じています。 「ルパン三世 カリオストロの城」のあらすじ、キャスト、知っておくと作がより楽しめるトリビアをご紹介します。 【あらすじ】

    「ルパン三世 カリオストロの城」トリビア 驚異的に短かった制作期間、宮崎駿“新人”監督と山田康雄さんのエピソード
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第41回 「Gのレコンギスタ」極限状況における人のふるまい

    富野由悠季原作・脚・総監督による劇場版「Gのレコンギスタ」(「Gレコ」と略)が完結した。2016年に放送されたテレビアニメ全26話を全5部作としてまとめ直したもので、「IV 激闘に叫ぶ愛」「V 死線を越えて」とクライマックスの最終2部は一挙公開である。 テレビ版ブルーレイソフト各巻の解説書に寄稿し、締めくくりの富野由悠季監督インタビューも担当したから一度終わっている気になって油断していた。ところが今回の連続公開で、「実は何にも分かっていなかった」と気づかされてしまった。題名の「レコンギスタ」の元になった「レコンキスタ」、つまり8世紀から800年にも及ぶイベリア半島再征服活動についても、調べてみたくなった。つまり「刺激を受けたら、自分で疑問を持ち、積極的に調べて考えてみることが肝要だ」と思わされたのである。これは富野監督が「子どもに向けた」と語った真意でもあろう。 もともとテレビ全話の脚

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第41回 「Gのレコンギスタ」極限状況における人のふるまい
  • 「攻殻機動隊 SAC_2045」田中敦子×大塚明夫×山寺宏一 収録の変化と変わらない芝居

    取材に応じた、山寺宏一、田中敦子、大塚明夫(左から) (C) 士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会 イメージを拡大 4月23日から、Netflixで世界独占配信がスタートする「攻殻機動隊 SAC_2045」。「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズの神山健治、「APPLESEED」シリーズの荒牧伸志のダブル監督で、フォトリアルな3DCGによる新たな「攻殻機動隊」が紡がれる。 「少佐」こと草薙素子役の田中敦子、バトー役の大塚明夫、トグサ役の山寺宏一にビデオ通話で取材を実施し、役への向き合い方や収録の様子などを聞いた。3人の軽妙なやりとりは、それぞれが演じる公安9課メンバー同士の小気味よい会話のようで、笑いのたえない取材となった。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) ――作の出演が決まったことを知って、どう思われましたか。 大塚:楽しかったです。

    「攻殻機動隊 SAC_2045」田中敦子×大塚明夫×山寺宏一 収録の変化と変わらない芝居
  • 【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第19回 テレビ再編集映画の変遷と時代性

    富野由悠季監督の最新作「劇場版 ガンダム Gのレコンギスタ l 行け!コア・ファイター」が11月29日より2週間限定上映される。テレビシリーズ終了時(2015年3月)から構想が聞こえていた、待望の作品である。「再編集映画」は富野監督の得意ワザではあるが、物語構成や語り口ふくめて見直し、全5部作でリリースする点に驚いた。テレビ版は全26話だから、かなりの物量をカットせず入れられる長さであり、もはや「総集編(ダイジェスト)」ではないということになる。この新しさを考えるためには、「テレビアニメの劇場公開」というスタイルの歴史的確認が必要だ。 最初はやはり初の30分テレビシリーズ「鉄腕アトム」であった。放送2年目の1964年7月に数話をセレクトして再編集し、劇場映画「鉄腕アトム 宇宙の勇者」として日活配給により夏休み興行となった。ほぼ同時期に東映では「まんが大行進」と銘打ち、「エイトマン」「鉄人2

    【氷川教授の「アニメに歴史あり」】第19回 テレビ再編集映画の変遷と時代性
  • 【明田川進の「音物語」】第5回 “銀河声優伝説”と呼ばれたOVA「銀河英雄伝説」のキャスティング

    コラムでは、「銀河英雄伝説」終盤の展開について触れています。 「銀河英雄伝説」の新しいテレビシリーズ(※「銀河英雄伝説 Die Neue These」)がはじまりましたね。たまたま深夜にテレビをつけていて、「銀英伝」の新しいシリーズがはじまったのに気付きました。僕は前のOVAシリーズと劇場アニメの音響監督をやっていたので、そのときに演じてもらった役者さんが別のキャラクターを演じているのに「おお」と驚きましたが、今の若い人にはそんなことは関係なしに、これはこれで人気がでるのだろうなと思いました。今回は、OVA版「銀河英雄伝説」のキャスティングについて、お話しします。 OVA版のキャストを決めるさい、プロデューサーの田原(正聖。現・正利)氏から、ダブルキャストはなしで、「このキャラクターはこの声優さん」とのかたちでいきたいという話がまずありました。そのうえで、オーディションをしたり、サンプ

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  • 「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 後編 「攻殻」はI.Gでしか作れないと思う

    押井守監督へのインタビュー後編。「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」公開後のムーブメントから「イノセンス」へ到る道、そして「攻殻機動隊 新劇場版」を好意的に評した真意を聞いた。 「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の世界的なムーブメントは、日での公開が落ちついてから時間差できたという。 「しばらく熱海に帰って遊んで暮らそうと思っていたら例のビルボードの話がきて、そこから色んな騒ぎがおきて……。あとは、ご存知の通りだと思うんだけど、その内実がわかるのは3年ぐらい経ってからですね。何回も海外にいって、ようやくわかった。そこからデジタルバブルのようなものがおきて、色々な企画が動き始めたんです」 デジタルエンジン構想の旗印で制作が開始され、未完に終わった「G.R.M.」で、押井監督いわく「謎の3年間」を過ごしたのち、「落とし前」のような気持ちでヨーロッパで

    「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 後編 「攻殻」はI.Gでしか作れないと思う
  • 「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 前編 素子の胸を小さくした理由 : ニュース - アニメハック

    「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー。第3回は、押井守監督に記念すべき第1作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」について、今だから話せるエピソードを交えながら語ってもらった。 押井監督が「攻殻機動隊」アニメ化の話を持ちかけられたのは、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の制作が終わり、熱海に建てた家に引っ越したばかりの頃だった。 「家のローンがやばそうだっていうんで、バンダイビジュアルさんに企画書を持ち込んだんです。僕が原作をした漫画『犬狼伝説』を全6巻のビデオで出そうというもので、これは後に『人狼 JIN-ROH』として実現したんですけど。その時に先手を打たれたんです

    「攻殻機動隊」25周年リレーインタビュー 映画監督 押井守 前編 素子の胸を小さくした理由 : ニュース - アニメハック
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