従業員に3カ月で最長415時間の残業をさせたとして、東京労働局は28日、ディスカウント店運営のドン・キホーテ(東京)と同社の執行役員ら8人を労働基準法違反(長時間労働)の疑いで東京地検に書類送検した。働きすぎ防止のため国が立ちあげた対策班が捜査を進めていた。 同局によると、ドン・キホーテは町屋店と町田駅前店で2014年10~12月、従業員2人に労使協定で定める残業の限度(3カ月120時間)を上回る最長415時間45分の残業をさせた疑いがある。荻窪駅前店やめじろ台店など他の3店でも15年1~3月、従業員4人に最長265時間30分の残業をさせたという。
![3カ月で415時間残業させた疑い ドンキを書類送検:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)