むかしむかし、世界は平らな板の上に成り立っていて目に見えるところまでしかないのだ(その先は滝になっている)なんて考えられていたらしい。今の時代に生きる僕たちはもちろん地球は丸いって知っているわけだけど、それでもやっぱり気にならないか、目に見える所のその先が。 視界の果てのそのまた向こうには何があるのだろうか。行ってみたら実は案外滝だったりして。 (安藤昌教) どこまでが見えるのか そもそもどこまで先が目に見えるのだろうか。地球の半径を元に計算すると、人が立ったときに見える地平線というのはおよそ4~5キロ先にあるのだという。もちろん視点が高くなればなるほど遠くまで見通せることになる。 この計算でいくと、ニフティの事務所はビルの9階にあるのでそうとう遠くまで見えるはず。そう思って外を見てみたのだが、すぐその辺までしか見えなかった。よく行くコンビニすら見えない。都会では建物に遮られてしまって地平