テレビを買っても庶民は4万円も損をする2009年07月05日10時00分 / 提供:●ウハウハなのはメーカー、役人、政治家たち 省エネ家電の購入者に麻生政権がばらまいているエコポイント。1日商品交換の申請受け付けがスタートしたが、事務局には問い合わせが殺到し、ネット経由での申し込みが一時できなくなるなど、早くもトラブルが頻発した。 だが、ブームに乗って「ポイント交換が楽しみ」と喜んでいるサラリーマンは大甘だ。このツケはしっかり国民に回されるし、巨額エコ利権に群がり、甘い汁を吸っているヤカラがゾロゾロいる。官僚のやりたい放題を暴いた著書「国破れて霞が関あり」(文芸春秋)を上梓したジャーナリストの若林亜紀氏が言う。「エコポイントをもらっても多くの家庭ではアシが出ます。補正予算15兆円のうち、エコ関連は約2兆円。国民1人当たりに換算すると1万数千円の負担です。4人家族だと約5万円。32型テレビ1