西友・赤羽店に隣接する日本法人に掲げられた「ウォルマート」の文字=東京都北区「ウォルマートカード」の模型を掲げる西友の野田亨・最高経営責任者(左)ら=13日、東京都千代田区 小売り世界最大手の米ウォルマートの日本法人は13日、傘下の大手スーパーの西友やサニー、LIVINで使えば1%値引きするクレジットカードを発行すると発表した。名称は「ウォルマートカード」とした。カードの普及で知名度を高め、西友などの店名を「ウォルマート」に切り替えることも検討しているとみられる。 カードは、クレディセゾンがアメリカン・エキスプレス・カードと提携して発行する。入会金と年会費は無料で、10月1日から使える。毎月5日と20日は値引き率が5%に高まる。 ウォルマートは、世界的な調達網や販売量を生かした「毎日安売り」戦略で知られる。西友は2002年に傘下に入り、経営再建に取り組んできた。ただ、国内業者には外資