橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は15日の定例会見で、大阪都構想に関する報道をめぐり「テレビのコメンテーターは都構想を勉強せずに『分からない』という。分からないなら、(テレビ局側が)コメンテーターをここに来させたらいい」と不満をぶちまけた。 「僕もコメンテーターを長くやっていたが、『分かりません』といったことは一度もない」 橋下氏は「茶髪の弁護士」時代にテレビのコメンテーターをしており、そのときは事前に与えられたテーマについて情報収集、勉強をした上で視聴者に提示する意見を固めていたと説明。「自分の考え方や、こういう問題点があると伝えるのがコメンテーターの役割だ」と力説した。 不満の矛先はテレビ局にも向かい、「『分からない』というコメンテーターにギャラを払うなんて信じられない」「プロデューサーがそれで許すのが信じられない」とまくし立てていた。