2012年2月14日のブックマーク (1件)

  • 公共図書館の資料への介入を拒絶できる根拠 - 29Lib 分館

    前回「公共図書館と知的自由の結びつき」に否定的なことを書いた(参考)。誤解を招いたかもしれないが、僕が反対しているのは「図書館の自由」の議論全体ではない。日図協による『図書館の自由の宣言』からは、図書館サービスへの外部からの介入を避けるという筋の議論と、図書館はあらゆる情報要求を即時充足させなければならないという前文から導き出された議論の二つがある(参考)。前者は一定の条件で認められるものだが、後者には根拠がなく政策論として怪しいというのが僕の考えである。 憲法は政府の行動を制限するものであるという通常の法理解に従えば、政府が言論統制をせず、国民はコストさえかければあらゆる出版物にアクセスできる状態にあるというだけで「知る自由」は達成されていると言えるだろう。もちろん、生存権のように政府支出によって可能となる権利もある。しかし、情報アクセスがそうした権利の一つに入るかどうかは微妙なところ

    公共図書館の資料への介入を拒絶できる根拠 - 29Lib 分館
    jam-014
    jam-014 2012/02/14
    〈一般の人より優れた資料選択のエキスパートなのか〉抽象的一般者に対する優位性は主張しうるけれど、個別的な利用者ー世界史の独学者、美術愛好家といったレベルでー実際に劣っているように思える。