当たり前の話ですが、賭け事の胴元というのはとても儲かります。 客側はイチイチ勝ったの負けたのと騒いでいますが、胴元はそんなの相手にしていません。 確かに個別の事例で見れば、勝ち越している人もいるでしょう。しかし、胴元は一人一人の客と勝負しているという感覚は皆無。 「客全体」と勝負しているので、その試行回数は莫大なものになるわけで、ほぼ確率通りの結果、すなわち胴元の勝ちは、最初から約束されているのです。 そういった意味では、最初から勝負にすらなっていません。 なお、この負ける確率というのは、控除率で表すのが一般的です。 控除率とは、賭けた金額に対して胴元が持っていく金額の割合です。これは種目毎にだいたい決まっていて、有名なところだと、次のようになっています。 宝クジ 55% toto 50% 日本の公営競技(競馬競輪など) 基本25% 海外の競馬 15%~24% パチンコ・パチスロ 10~1