ホーム インタビュー 『ファミレスを享受せよ』開発者インタビュー。開発きっかけは「留年したこと」で物語の導入は「他者に言われて」、新作含め「よくわからないもの」を増やしたい 全記事インタビュー
ホーム ニュース とある小児向け病院が専用『マインクラフト』サーバーを導入。入院中の子供たち同士で冒険して遊べる・交流できる施策としてMojangが制作協力 シアトル・チルドレンズ病院(Seattle Children’s Hospital)は8月1日、病院内からプレイ可能な『マインクラフト』のサーバーを導入、ワールドを制作したと発表した。同サーバーは小児患者への遊びや交流の場となることを目的としており、本作開発元のMojang Studiosや、本作公式パートナーのHive Gamesが協力したという。海外メディアGameSpotが報じている。 シアトル・チルドレンズ病院は、アメリカのシアトルにある小児病院だ。設立者はAnna Herr Clise氏。同氏は自身の息子をリウマチによって亡くしたことをきっかけとして、1907年に病院を設立した。以後病院は数度移転を繰り返し、また2008年に
昨年から今年にかけて、特に欧米のゲーム業界では大規模な人員削減やスタジオの閉鎖などが相次いでいる。説明される人員削減の理由はさまざまながら、経営方針の見直しや持続可能な運営を目指すためとして、コスト削減が理由のひとつにあげられるケースも多い。 ではなぜ、欧米ではゲーム開発のコストがかさんでいるのか。海外メディアGame DeveloperのBryant Francis氏が、特に米国でのゲーム開発費がかさんでいる理由を、業界人の証言を交えながら考察している。 “巣ごもり需要”が裏目に まずFrancis氏は、ゲームスタジオや業界の投資家の多くは、新型コロナウイルスの流行をきっかけに売上やプレイヤーの増加を過剰に予測し、経営規模を拡大しすぎたとの見解を述べている。ゲームや動画配信サービスといった家の中で楽しめるエンターテインメント業界が、いわゆる“巣ごもり需要”から成長を見せた時期だ。当時の業
あるゲーム開発者がRedditにて、ゲーム内に「確率」を表記した場合、多くのプレイヤーが正しく理解してくれないとの見解を投じ、話題を呼んでいる。ゲームにおいては数値どおりの確率で処理されるとプレイヤーにストレスが生じうる可能性もあるようだ。 今回ゲーム内の確率表記にまつわるトピックが議論されているのは、Redditのゲーム開発に関するコミュニティr/gamedev内のスレッドだ。スレッド投稿者のCable23000氏はゲームデザイナーだそうで、手がけた作品でプレイテストをおこなったところ、確率表記を正しく理解してくれないプレイヤーが続出したという。同氏はフィードバックの例として「10%の確率で新たなアイテムを獲得できるPerk」において、“10回に1回は新たなアイテムを獲得できる”といった認識をもたれていたとしている。 確率と試行回数 しかし、たとえば仮に50%の確率でドロップするアイテム
ホーム ニュース 『メタルギア』公式「メタルギアを終わらせたのはお前たち」との批判意見を自ら公表。まずは痛烈な意見も受け止める コナミデジタルエンタテインメントは6月28日、「METAL GEAR – PRODUCTION HOTLINE #01」(以下、PRODUCTION HOTLINE #01)と称して、『メタルギア』シリーズの最新情報を伝える番組を公開した。そのなかではアンケート結果なども紹介。ユーザーによる痛烈な批判も取り上げているなどとして、注目が集まっている。 「PRODUCTION HOTLINE #01」はYouTube上にて公開された情報番組だ。同番組には制作者として、『メタルギア』シリーズのプロモーション担当の大石次郎氏、シリーズ制作プロデューサーの岡村憲明氏、クリエイティブプロデューサーの是角有二氏が登壇。『メタルギア』シリーズについて、ユーザーとのホットラインにな
ホーム ニュース 猫をクリックするだけの“ゲーム”『Cats』に、不自然ながらも猛烈に人が集まる。取引可能な猫の概念に「業者」の影ちらつく 100 Cozy Gamesは5月21日、『Cats』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は6月16日を境に同時接続プレイヤー数が異常な上昇を見せている。とはいえプレイヤー数の増減に不自然な点も見られ、“投機”を目的とした業者が存在する可能性も垣間見える。 『Cats』はさまざまな格好をした猫などをひたすらクリックしていく無料ゲームだ。クリックによってカウント数字のカウントが増え、クリック数ごとに色やイラストが変化していくだけのシンプルな内容だ。 それにも関わらず、本作には多くのプレイヤーが集まっている。本稿執筆時点では同時接続プレイヤー数が4万人前後で推移。ピーク時でも5万6921人を記録している(SteamDB)。先述のと
ゲーム開発者イベントGame Developers Conference(GDC)の公式YouTubeチャンネルにて5月22日、今年3月に同イベントでおこなわれた『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』開発者の講演動画が公開された。このなかでは開発初期の“カオス”な状況が紹介。ユーザーの笑いを誘うだけでなく、任天堂の開発チームであっても開発当初は試行錯誤があることを示す例としても関心が寄せられているようだ。 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は、Nintendo Switch向けに2023年5月に発売されたアクションアドベンチャーゲームだ。本作では、ハイラルの地にて天変地異が発生。大地と大空が広がった世界にて、右手に力を宿したリンクがハイラルの異変に立ち向かう。物体同士をくっつける能力「ウルトラハンド」など、遊びや攻略の幅が“掛け算”で広がるシステムが特徴の作品だ
海外ゲーム市場調査会社Quantic Foundry社は、9年間にわたり収集した同社によるゲーマーが興味を示す動機についての調査結果を報告した。その中で、ゲーマーは戦略的思考や計画に興味を示さなくなってきている傾向にある、との見解が伝えられている。 Quantic Foundry社は2015年に設立された調査会社だ。同社では「Gamer Motivation Profile」として、世界中で約9年間にわたって170万人以上を対象にしたアンケート調査を元にデータを収集し、アルゴリズムで統計的に分析。ゲームを遊ぶ際に駆り立てられるというモチベーションを「Action(アクション)」や「Creativity(創造性)」など6つに分類。さらにそれぞれを2つずつのカテゴリーに分け、計12のカテゴリーに分類している。そして同社によると、このうちのゲームの「戦略(Strategy)」要素に対するモチベー
とあるクリエイターのX(旧Twitter)上での投稿をきっかけに、ゲームのグラフィック描画についての談話が賑わいを見せた。グラフィック描画の印象を大きく左右する処理である「ポストプロセス」などについて、国内開発者・クリエイターらを中心に実際の描画例の共有などが盛んに行われたようだ。 ビデオゲームのグラフィックは、さまざまな処理を重ねた結果として、画面上に映し出される。ゲームが動いているコンソールやPCの中では、3Dモデルの状態やライティングの情報などが高速で処理。多段階のプロセスを経て、プレイヤーが目にするような整った画像として仕上げられていく。そうした画像(フレーム)が毎秒何十回と更新され、動くゲーム画面となるわけだ。そうした一連の処理はレンダリング(描画)パイプラインと呼ばれ、そこでの調整がゲームのパフォーマンスやグラフィックの見栄えを大きく左右するわけだ。 『鳴潮』 そして、描画パイ
デベロッパーのCatos Gameは3月13日、タスク管理アプリ『Chill Pulse』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応する模様。今年第1四半期に配信予定とされているため、この3月中にはリリースされるようだ。 『Chill Pulse』は、ユーザーの勉強や仕事の生産性を向上させるために役立つアプリだという。ゲーム作品ではない。アプリを開くと、机に向かって勉強をしている女の子のシーンが表示。彼女の衣装や部屋のデザイン、また窓の外の風景は、レトロ調やサイバーパンク調に変更可能。傍らでは猫が寝ており、人気YouTubeチャンネルLofi Girlのアニメーションを彷彿とさせる、落ち着いた雰囲気を感じられる。 基本的な機能のひとつとして音楽プレイヤーがあり、収録されたLo-Fi音楽やアンビエントサウンドを流すことができる。上述したビジュアルとあわせて、ユー
PUBG StudiosおよびKRAFTONは3月11日、『PUBG: BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)の2024年ロードマップを公開した。ゲームエンジンのUnreal Engine 5移行やユーザー制作コンテンツ要素実装など、大規模なアップデートの見通しが伝えられている。 『PUBG』は、KRAFTONが手がけ2017年から展開している人気バトルロイヤルゲーム。近年のバトルロイヤルシューター人気の端緒を開いたタイトルでもあり、現在でもSteamの同時接続プレイヤー数上位に君臨し続けるなど高い人気を誇る作品だ。2021年には基本プレイ無料化された。 今回、同作の2024年の動向を伝えるロードマップが公開された。同作に大きな変化をもたらすような要素の実装が予定されているようだ。まず「建物や地形を破壊する要素」は、今年の4月のアップデートで一部導入予定だという。この要素により、ゲ
ポケットペアは1月20日、Steam早期アクセス配信を開始したばかりの『パルワールド』の売上が100万本を突破したと発表した。配信から8時間での到達となる。驚異的なスピードでヒット作の仲間入りを果たしている。 『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、パルたちはそれぞれ特技をもっている。プレイヤーはパルたちを捕まえながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。 本作はシングルプレイのほか、フレンドを招待しての最大4人協力プレイ、およびサーバーを立てての最大32人マルチプレイに対応する。パルパゴス島には、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在すると
ホーム 全記事 ニュース 「ゲームがうつ病のリハビリになる可能性がある」との研究結果。『スーパーマリオ オデッセイ』を週3回遊ぶ臨床試験にて ドイツのボン大学(University of Bonn)の精神科・心理療法科の研究チームは、大うつ病性障害(MDD)治療における「ゲームによるリハビリ」がもたらす効果を臨床試験を通して調査。臨床試験は被験者の少なさなどの課題もあったものの、先行研究と同様にゲームによるリハビリが「抑うつ症状の改善・認知機能の向上」をもたらす可能性が示されたという。研究チームの論文は、査読付き科学論文のオープンアクセスジャーナルFrontiersに掲載されている。 今回ボン大学の研究チームがおこなったのは、大うつ病性障害患者を対象とした臨床試験だ。なお大うつ病性障害とは、うつ病の分類のひとつ。うつ病とは抑うつ症状や興味の減退、認知機能の障害といった「うつ病エピソード」の
アメリカ・サンフランシスコに拠点を置くソフトウェア開発企業Arete Gamesは11月11日、ゲームエンジン「Arete Engine」を正式発表し、バージョン0.1を公開した。主に2D/3Dゲーム開発向けゲームエンジンとして、現時点でPC(Windows/Mac/Linux)/iOSおよびVRデバイスをサポート。将来的には家庭用ゲーム機やAndroid、Steam Deckにも対応予定とされている。 Arete Engineは、Rustベースで開発されているECSゲームエンジンで、独自のアーキテクチャによる従来にないアプローチとして、ユニファイドメモリへの最適化が大きな特徴とされている。もともとはスタンフォード大学でのプロジェクトとして、およそ2年前に開発が始まったそうだ。サポートするプログラミング言語はRustのほか、C・C++・Swiftなどが挙げられており、C#への対応も進めてい
米国カリフォルニア州地区連邦地方裁判所にて11月7日、Epic Games対Google訴訟における裁判が始まった。裁判初日においては、Epic Gamesストア部門を率いるSteve Allison氏により、同ストアが開設以来赤字続きであると明かされた。 Epic Gamesは、『フォートナイト』やゲームエンジン「Unreal Engine」などの開発元として知られる米国の企業だ。PCゲームプラットフォーム「Epic Gamesストア」の運営元でもある。『フォートナイト』はPC/コンソールのほか、iOS/Android向けにもApp Store/Google Playストアにて展開されていたものの、2020年に両ストアでは配信停止となった。 配信停止の原因となったのはEpic Gamesが同作中に導入した独自の決済システム「メガプライスダウン」だ。App Store/Google Pla
『バイオハザード RE:4』では、プレイヤーがインタラクトできる一部オブジェクトが分かりやすいように黄色いペイントが施されている。この点についてわかりやすいというユーザーと雰囲気にそぐわないといった不満を述べるユーザーに割れ、議論を巻き起こしているようだ。この議論は本作の登場以来続けられてきた様子で、ネットミームとして認識されるほどの広がりを見せている。 『バイオハザード RE:4』は、2005年に発売されたサバイバルホラーゲーム『バイオハザード4』を原作としたリメイク作品だ。オリジナル版での方向性を活かしつつ、ストーリーを再構成。ゲームプレイにおいては、ナイフでのパリィといった新アクションなど、新たな要素も複数追加されている。グラフィックもRE ENGINEにより最新のビジュアルで再構築されており、キャラのモデルも一新された。また本作に向けては9月21日、オリジナル版の「the anot
サンフランシスコ市警察は9月15日、Unity Technologiesを脅迫した犯人について「Unityの従業員だった」との情報を、海外メディアPolygonに伝えた。また、Unity Technologiesについて元従業員から「料金形態変更に全力で抵抗した」といった内部事情が明かされるなど、混沌とした状況が続いている。 Unity Technologiesは、ゲーム開発プラットフォーム「Unity」を運営する企業だ。同社は9月12日、同プラットフォームの各提供プランの利用料金に加えて、ゲームのインストール数を基準とする「Unity Runtime Fee」を2024年1月1日から導入すると発表し、すぐさま開発者を中心とするユーザーらから批判の声を浴びた。同社はこれを値上げであると認めつつ、実際に支払いが発生する利用者は全体のごく一部だと強調して説明。しかし、Unityを利用するゲーム
国内個人開発者せきやdn氏は8月10日、同氏が移植を手がけた『ファミレスを享受せよ』Unity版について、特定言語で発生した不具合とその原因を共有した。その背景には、かつてほかの開発者も困らせた「言語環境と数字にまつわる罠」があったそうだ。 『ファミレスを享受せよ』は、永遠のファミレスで先客たちと長い時間を過ごすアドベンチャーゲームだ。本作の舞台は、永遠の時間が流れるファミリーレストラン「ムーンパレス」。ある夜ムーンパレスに迷い込んだ主人公は、同じく迷い込んだ先客たちと、不思議な時間を過ごすことになる。 本作はおいし水氏によるゲーム制作サークル月間湿地帯が手がけ、今年1月にフリーゲームとして公開。PC/ブラウザ向けとしてitch.ioおよびふりーむ!にて配信され、人気を博していた。そして8月1日には追加コンテンツなどを収録したPC(Steam)版が発売開始され、Nintendo Switc
セガ傘下のAmplitude Studiosは7月25日、『Dungeon of the ENDLESS』Steam版の無料配布を開始した。 配布期間中に受け取れば、Steamライブラリにずっと保有できる。期間は日本時間で7月28日午前2時まで。 🚨 GAME GIVEAWAY 🚨 As a special #EndlessSummer treat, #DungeonOfTheEndless is free to keep on #Steam until 19:00 CEST July 27th. 🎉 Tell your friends and go try it now! Get it here 👉 https://t.co/4IzkCgRjBY pic.twitter.com/CqRZuHl5fU — Endless Universe (@EndlessUniverse) Ju
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