「夜、こっそり、ひと気のない甲子園球場に行ったんです」――。 昨年2月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を受けた清原和博氏(49)が29日発売のNumber930号「清原和博『告白』」での独占インタビューに応じ、昨年3月の保釈後から続く、薬物との戦いの実態を明らかにした。 清原氏がメディアに口を開いたのは昨年末に放送されたTBSテレビのインタビュー以来。途切れ途切れの言葉をつなぎながら2時間以上にわたって、今どのように薬物と戦っているか、保釈後どこでどのように過ごしていたか、そしてあらためて、なぜ、薬物に手を出してしまったのか、自分の心の中を探るように語った。 今も甲子園で生き続ける清原伝説だが……。 冒頭は「一日、一日が戦い」という薬物依存症治療の実態と、現在の生活ぶりから始まり、やがて、自分の野球人生や引退後の暮らしを振り返りながら、なぜ禁断のクスリ