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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (8)

  • ネコは自ら家畜化した、遺伝子ほぼ不変、最新研究

    古代のネコの遺伝子を分析したところ、ぶち模様のネコは中世になるまでは存在しなかったことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) イエネコ(家畜化したネコ)の拡散に関する研究の一環として行われたDNA分析から、ネコは人間が家畜化したのではなく、自ら人と暮らす道を選んでいたことが明らかになった。その間、彼らの遺伝子は、野生のヤマネコの遺伝子からほとんど変わることがなく、ささやかな変化のひとつは、かなり最近になってから「ぶち柄」の毛皮が登場したことくらいだった。(参考記事:「動物大図鑑 イエネコ」) 研究者らは、古代ルーマニアのネコの死骸からエジプトのネコのミイラ、現代アフリカのヤマネコに至るまで、過去9000年間に存在した200匹以上のネコのDNA調査を行った。6月19日付けの学術誌「Nature Eco

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    jamais_vu 2017/07/01
  • イヌやネコはなぜ死んだ飼い主を食べるのか

    イエローのラブラドール・レトリバー。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 1997年、ドイツ、ベルリンの科学捜査官が、ある珍しい事件に関する論文を学術誌「Forensic Science International」に投稿した。事件の夜、31歳の男性が母親の家の裏庭にある、物置を改装した小屋にこもっていた。彼はそこで飼いイヌのジャーマン・シェパードと一緒に暮らしていた。 午後8時15分頃、小屋のほうで銃声が鳴ったのを、近隣の人々が耳にした。 45分後、その男性が拳銃で口を撃ち抜いて死んでいるところを母親と隣人たちが発見した。男性の手にはワルサーの拳銃が、テーブルの上には遺書が置かれていた。つらく悲しい出来事ではあるものの、ここまでは特別に珍しいことでもない。ほかと明らかに違っていたのは亡きがらの状態だ。彼の顔

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    jamais_vu 2017/06/28
    4ページ目は何なんだ…w
  • 27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。(PHOTOGRAPH BY ANDY MOLLOY, KENNEBEC JOURNAL, AP) 1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものをべて生き延びた。30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。 人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。「ナショナル ジオグラフィック」誌にも寄稿しているジャーナ

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    jamais_vu 2017/04/12
  • 【動画】衝撃、チンパンジーが元ボスを殺し共食い

    それはあまりに凄惨な光景だった。ボスとして群れを率いていたチンパンジーが、かつての仲間たちに襲われて、体の一部をいちぎられ、殺されたのだ。 チンパンジーの争いが時に殺し合いに発展することは、研究者の間では認識されていた。10年以上調査されているチンパンジーの生息地ではすべて、死に至る争いが報告されている。しかし、同じ群れの中での殺し合いは極めて珍しい。(参考記事:「人は人をべたのか、4つの事例を読み解く」) この事件は、1月27日付の霊長類学専門誌『International Journal of Primatology』で発表された。元ボスが殺された後の現場の様子を撮影した動画もある。チンパンジーが同じ群れの仲間を殺したという記録は、これを含めてわずか9例しかない。 「とても見ていられませんでした」と、報告書を共同執筆した米アイオワ州立大学の人類学者ジル・プルエッツ氏は語る。「その後

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    jamais_vu 2017/02/02
  • 謎のウロコ地形の正体はミミズの糞の山、南米

    南米の湿地帯を埋め尽くす謎の塚「スラレス」を上空から撮影した。(PHOTOGRAPH BY JOSÉ IRIARTE) 南米コロンビアとベネズエラの熱帯湿地に、「スラレス(surales)」と呼ばれる謎の地形がある。空から見るとウロコ模様、近くから見るとこんもりとした小さな塚。高さは30センチのものから2メートルを超えるものまで、無数に並んでいる。 今回、この謎めいた塚の正体を研究者らが突き止め、5月11日に科学誌『PLOS ONE』に論文を発表した。なんとミミズの糞の山である可能性が高いという。(参考記事:「アマゾンの不思議な構造物「シルクヘンジ」、正体が判明」) 謎の地形「スラレス」 「スラレスの存在は以前から知られていましたが、その正体や詳しい場所については誰も何も知りませんでした」と、ミミズを専門とする生物学者で、土壌科学者でもあるアン・ツァンゲーレ氏は言う。彼女自身、数年前に科学

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    jamais_vu 2016/05/18
  • 【動画】ココナツの殻を運ぶタコの動画で話題沸騰

    好物のカニやホタテを探し回っている時でも、タコは常に敵からの攻撃に備えている。利口な8足のこの生きものは、ココナツの殻などをよろいの代わりにして持ち歩き、身を守ることもある。 そのタコが、半分に割られたココナツの殻を2つ抱えて海底を歩いている姿を捉えた動画がYouTubeで話題を集めている。タコは急に立ち止まると、2つの殻を上手に合わせて中に入り込んだ。 タコのこのような行動は以前から知られていた。2009年、オーストラリアのメルボルンにあるビクトリア博物館の生物学者らのチームが、インドネシアの北スラウェシ州で、初めてその様子をビデオで撮影した。(参考記事:「ココナツの殻を運ぶ知能の高いタコ」) 相次ぐ道具を使う動物の報告 長い間、道具を使うのは人間だけであると信じられてきたが、現在行われている研究で、道具を使う動物は他にもいることが分かってきた。 例えば、チンパンジーはシロアリの巣に小

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    jamais_vu 2015/06/12
    さすがに大変そうだった。
  • 第7回 湖底はまるでSFの世界

    アンターセー湖での第1回目の潜水で自信を喪失しかけていた私に、次のチャンスが訪れたのは2日後のことだった。 実は翌日も潜水する予定だったが、風が強すぎて延期となっていたのだ。水中にいるダイバーに地上の風は関係ないのだが、氷上でサポートをする側にとっては非常に過酷。寒い、通信機の声が聞こえない、転倒しないように氷上で立っているのがやっとという状況で1時間近く耐えなければならないからだ。最初の潜水でクタクタになっていた私は、心の中で密かにその強風を喜んだ。 潜行開始 第2回目の潜水は、まずウェイト問題を解決することが先決だった。ウェイトをきちんと11kgにして浮力をチェックしなければならない。それが問題なければ水深20mの湖底まで潜り、そこから水深が浅くなる方向へ湖底に沿うように移動しながら、湖底の様子をじっくりと観察し、一眼レフカメラとビデオカメラで記録する。そうして次回以降の潜水で湖底の生

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    jamais_vu 2015/05/19
  • 古代の黒焦げ巻物、著者は快楽を追う哲学者

    最新のX線技術で一部が解読されたパピルスの巻物。紀元79年の火山噴火でローマの都市ヘルクラネウムは壊滅し、炭化した巻物が残された。(Lexington Herald-Leader) 紀元79年のベスビオ火山噴火の高熱で黒焦げになったパピルスの巻物が、X線技術の活用により、解読できる可能性が出てきた。 この巻物は、古代ローマの都市ヘルクラネウム(現在のイタリア、エルコラーノ)で書かれたもの。20日に発表されたX線分析の結果によれば、これまで内容が分からなかった一部の巻物に関し、その秘密が明らかになるかもしれないという。 ヘルクラネウムは、紀元79年のベスビオ火山噴火により、有名なポンペイの街とともに壊滅した。炭化した巻物およそ800巻が探検家によって発見されたのは260年前のことだ。通称「パピリの館」(Villa de Papyri)と呼ばれるその建物の書庫は、噴火によって15メートルを超す

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    jamais_vu 2015/01/24
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