京急蒲田駅が高架化されたのは昨年秋でしたね。一私鉄の一駅の出来事ではあるのですが、国道を横切る踏切が消えることで、かつての駅伝で影響を与えたエピソードが全国ニュースで語られました。同時期に付近で国道と交差する都道(環状八号線)も立体交差化されたため、どちらも完成した現在は車両運行も整備され、まるで別の街のようになりました。 しかし、地元の人から見れば、京急羽田空港線はローカル盲腸線として、京急本線を退いた車両の最後の仕事場でした。それが今や、京成や都営など他社線も乗り入れており、かつ今回でもっとも近代的な駅になりました。何しろ、たんなる高架ではなく、のぼり線が2階、下り線が3階という高さのある高架駅なのです。すごく複雑な気持ちかも知れません。 京急蒲田駅高架化完成ドキュメント(1)~試運転車発車まで~ 羽田空港線は、これですごいことになりましたね。京急蒲田は3階。次の糀谷が普通の高架駅で2