2013年10月18日のブックマーク (1件)

  • 夏目漱石「こゝろ」感想 - 隠れ家日記

    2013-10-18 夏目漱石「こゝろ」感想 今日のエントリは完全にネタバレの塊なので、興味があって未だ読まれていない方は、先に読了するのが良いと思います。 夏目漱石「こころ」 - 青空文庫 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html 長編小説なので、読むのに時間がかかるかもしれません。 私には、先生の気持ちが痛いほどわかるような気がします。と言うと嘘に聞こえるでしょうか。 そうですね。先生の気持ちがわかると言うのは嘘になるでしょう。先生の方こそが私の気持ちをわかって下さると言う方が正しいように思えます。 私の苦しみなど、先生のものと比べたなら話にもならないでしょう。ただ、それゆえに私は、先生のことを憐れとも惜しいとも愛おしいとも思うのです。 先生を苦しめたるものの全てにおいて私が同情を覚えるわけでは決してありませんし

    jammioe
    jammioe 2013/10/18
    「こころ」は攻撃的な恋愛論だと思います。 冒頭の海での出会いからして反自然的な要素を胚胎しており、漱石自身の潔癖症が噴出した小説です。 恋の罪を殉職であがなう態度こそ、世情の対する諧謔であり、また自虐で