パソコン用ソフトを開発したり株式取引したりなど、世の中にはすごい小学生がたくさんいるのだけど、今度は特許を取得した小学生が現れたのだ。エジソン顔負けのこの小学生は、富山市に住む山本良太くん。12歳にして、風呂満水報知器などの数々の発明品を手がけてきたのだ。 今回特許を取得した発明品は、傘を使った忘れ物防止装置。人が通るとセンサーが反応し、「カサもった?」という文字が書かれたピンクのビニール傘がゆっくりと開閉する。出入り口に置けば、忘れ物を思い出させてくれるのだ。 ある施設で傘の忘れ物が多いということを新聞記事で知ったことをきっかけに発明に取りかかり、猫が突然立ち上がったときにお母さんが驚いたことによって、止まっているものが動くと人の注意を喚起できると思いついた。発明の基本といわれる、日常の何気ない風景からの発想の糸口をつかんでいるのだ。良太くんはこの発明品を「傘お化け」と呼んでいるのだそう