樫崎茜さん作。 「ち」と「き」の発音が上手くできない栞が主人公。 うまく発音できなくてもからかったりする子はいない。 「ことばの教室」の佐山先生が優しく指導してくれる。 上あごに重曹せんべいを貼り付けて、下が上あごにつくように発音する練習んする。 すぐにできるようになるわけではないが、ゆったりと励ましてくれる佐山先生のおかげで楽しく学校生活が送れる。 心配事といえば、校庭のメタセコイアの木が伐採されるかもしれないこと。 敦志くんが署名活動をして伐採を中止してもらおうとするが、結局メタセコイアの木は伐採されてしまう。 2学期最後の日に佐山先生から教えてもらったボクシングデイのことが心に残る。