「10秒チャージ、2時間キープ」――。 1999年、SMAP木村拓哉のCMをきっかけに、大ヒット商品となった「ウイダーinゼリー」が今、森永製菓の好業績を牽引している。 【写真】inゼリーと並ぶ森永製菓の看板商品とは? ■ 過去最高の売り上げと利益を記録 8月10日、森永製菓は2017年3月期の第1四半期(2016年4~6月期)決算を発表した。 売上高476億円(前年同期比7%増)、営業利益52億円(同86%増)で、第1四半期として売り上げ・利益ともに過去最高となった。この結果を受け、同社は業績予想を上方修正。 通期の売上高は1889億円(期初計画比1%増)、営業利益は143億円(同24%増)となる見通しだ。 アイスの「チョコモナカジャンボ」やチョコレートの「ダース」など、好採算の主力品が販売好調だった。中でもinゼリーの売り上げは、前年同期比28%増と絶好調。CMや店頭での積極的な