かつて、日本においてデザインに対してこんなに追い風が吹いている事はあったのでしょうか。 この数年でビジネスシーンにおけるデザインの重要度が急激に上がってきています。 様々なデザインに関係するイベントが行われ、noteではデザイナーたちが積極的な発信をして、デザインに関わる人達がこんなにアクティブになっているのは僕がデジタル領域の仕事をはじめた10年以上前から考えても初めての現象のように思えます。 僕の会社グッドパッチはコーポレートミッションとして「デザインの力を証明する」という言葉を掲げて活動しています。このミッションを掲げた背景は日本のビジネスシーンにおけるデザインの価値が過小評価され過ぎていると感じていた事にあります。 日本ではデザインは表面上の装飾という認識が強く、プロダクトの上流工程から入ることはできず、デザイナーの関わる領域も非常に狭く、お金、時間、リソースにしっかりとした投資が