昨年の祇園祭・前祭の宵山期間中に行われた「祇園祭ごみゼロ大作戦」。リユース食器の導入・回収により、約15トンのごみ減量に成功した(実行委員会提供) 京都・祇園祭で15、16日の歩行者天国に合わせて行われるリユース食器を使ったごみ減量策に、2020年東京五輪を控えた東京都が注目している。会場で出るごみの減量が重要課題の一つだからだ。大会組織委員会は具体策の検討はまだ先としているが、祇園祭の関係者は「五輪でも採用して」と話している。 祇園祭は前祭(さきまつり)の宵山期間に当たる15、16日夜、山鉾(やまほこ)が並ぶ四条通や烏丸通などが歩行者天国になり、市街地の約0・6平方キロに約670店の露店が出て大勢の観光客でにぎわう。 一方で例年、食品や飲料の膨大な容器包装ごみが路上に捨てられ、17日午前の山鉾巡行までに関係者が夜通しで清掃に追われる課題も。このため昨年から「祇園祭ごみゼロ大作戦」と銘打っ
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