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梶田隆章さんのノーベル物理学賞受賞決定で二十四人となった日本人受賞者。このうち半分の十二人が、出身地や研究拠点などで中部地方にゆかりがある。その軌跡をたどると、国道41号に沿って列島を縦断する「ノーベル街道」が浮かび上がった。 梶田さんが研究に打ち込んだ東大の実験施設「スーパーカミオカンデ」がある岐阜県飛騨市。山あいの旧神岡町では、地元商工会などが一九九九年からあるイベントを始めた。名前は「ぶり・ノーベル出世街道祭り」-。 由来は、富山湾で水揚げされた出世魚のブリを運んだ道と、その沿線に集中する受賞者。日本人初の医学生理学賞を受賞した名古屋市出身の利根川進さんは、少年時代を現在の富山市で過ごした。田中耕一さん(化学賞)も同市の出身だ。
長崎の秋を鮮やかに彩る諏訪神社(長崎市)の大祭「長崎くんち」が7日、始まった。7年に一度出番が回ってくる「踊町(おどりちょう)」の7つの町が華やかな舞いや勇壮な出し物を神社に奉納した。境内に詰めかけた約3000人の観客からはアンコールを意味する「もってこーい」の掛け声が飛び交い、祭りを盛り上げた。長崎くんちは約380年の歴史を持つ国の重要無
古くから信仰の対象で、パワースポットとして知られる妙見山(大阪府豊能町、能勢町、兵庫県川西市)の中腹にある「ふれあい広場」展望デッキで、祭りや祝い事に使われた杯の土器を投げて厄払いを行う「かわらけ投げ」がひそかな人気を集めている。同山のケーブルカーを運営する能勢電鉄が今年台を新設したり、投げ方をアドバイスする看板を立てたりするなどしたことも功を奏した。幸運を呼ぶ遊びとして親しまれている。 ◇ かわらけは古来、厄を落とす縁起物とされ、投げることで「厄払い」につながるとされてきた。妙見山のかわらけは、山上の寺院、日蓮宗霊場能勢妙見山で祈祷(きとう)を受けており、霊験もあらたかという。 展望デッキは能勢電鉄妙見の森ケーブル山上駅を下車し、徒歩5分の距離にある。的に向かって投げるが、的に入っても入らなくても御利益があるとされ、山を登る人たちに愛されてきた。 同電鉄は今年に入りさらに開運祈願の名所に
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