秩父に着くと大きくそびえ立つ「武甲山」が見えてきます。この武甲山こそが秩父夜祭にゆかりのある場所なのです。 武甲山は「龍神様」と呼ばれる男の神様。一方、秩父神社には「妙見様」という女性の神様が祀られています。 言い伝えによると、龍神様と妙見様は相思相愛の関係でしたが、そのとき龍神様には正妻がいました。 それでも妙見様に会いたいと願う龍神様は正妻の許しを得て、毎年12月3日になると妙見様のもとへ行ったのだとか。 この伝説が秩父夜祭の起源と考えられています。 秩父夜祭は3日間にわたり行われる壮大なお祭ですが、中でも人気なのが笠鉾・屋台の曳き廻しです。 屋台囃子を打ち鳴らしながら、笠鉾2基、屋台4基が街中を練り歩きます。 これらの笠鉾・屋台は国の重要有形民俗文化財にも指定されています。 昼は笠鉾・屋台の美しい装飾をじっくり見られますし、夜になればたくさんの提灯をぶら下げる姿がとても幻想的。 秩父
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