Microsoftのソフトウェア開発者向けカンファレンス「Professional Developers Conference(PDC)2008」が終わり、さらにその翌週のハードウェア開発者向け会議「WinHEC 2008」も終了したことで、Windows 7の概要が明らかになった。 近く現状、我々に配布されているビルドをNetbookで動かしてみるといったこともしようと考えているが、実際に2年ぶりのPDCに足を運んでみて一番強く感じたのは、Windows 7に関連することではなかった。一番Microsoftの凄味を感じたのは、PC Watchではビュー数の少なかったWindows Azureの方である。 Microsoftを嫌う開発者や競合にとってはあまり認めたくないことかもしれないが、Microsoftが進めるビジネス基盤の力強さがAzureにはある。それはおそらく、将来的にPCのエン
11月5日 開催 マイクロソフト株式会社は11月5日、開発者向けイベント「Microsoft Developer Forum 2008」を開催した。米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが登場し、開発者向けにプレゼンテーションと質疑応答を行なった。 バルマーCEOは前日に来日し、日本には2日間のみ滞在。一部の個別取材に対応したようだが、公の場に登場したのはDeveloper Forum 2008のみだった。 プレゼンテーションの冒頭、バルマーCEOは、「さまざまなデバイスが登場し、インターネットが活用されてはいるが今でもなお、ソフトは中心にある。デバイスに魔力を与え、魅力的にするのはソフトの力だ」とソフトウェアの重要性を強調した。 その上で、クラウドと呼ばれる、インターネット上のサービスからさまざまなアプリケーションを利用する時代においても、ソフトウェアを開発するためのプラットフ
ASUSTeK Computer(ASUS)と言えば、これまでのユーザーの認識はトップシェアの小売マザーボードメーカーというイメージだったのではないだろうか。だが、Eee PC発売以降、ASUSはPC本体の市場においても存在感を高めつつある。ASUS CEOのJerry Shen氏は「我々は第4四半期にはノートPCの市場シェアで第4位になると信じている」と述べ、ネットブックがノートPCの市場にカウントされるため、日本だけでなく世界市場においても同社の市場シェアが急速に伸びるだろうという見通しを明らかにした。 ASUSは2008年1月、同社が持っていたODM(設計から製造までの委託製造)部門を切り離し、今後はより急成長に備えるため他のODMベンダも利用して柔軟に製造を行なっていくことを明らかにした。こうしたことにより、ASUSは製品の開発、マーケティングや流通などに注力して、世界のメジャーブ
米Microsoftは、ハードウェアサイトで新機軸のセンサーを搭載したマウスのティザー広告を開始した。 製品に関する具体的な情報はほとんどないが、ワイヤレスマウスの写真とともに、「次なる大物をご覧ください」、「PCを使うすべての場所を考えてみてください」、「あなたが持ち運ぶすべての場所で使える技術をご覧ください」、「レーザーにサヨナラ」、「2008年9月9日」といった文句が並ぶ。 同社では、2006年に充電式ワイヤレスキーボード/マウス「Wireless Entertainment Desktop 8000」を発表した際にも、同様のティザー広告を出していた。今回も何かしらの新機軸の機構などを備えた製品を9月に発表するものと思われる。 □Microsoftのホームページ http://www.microsoft.com/ □ティザーサイト(英文) http://www.microsoft.c
8月21日 開催 IDF 2008最終日のスペシャルイベントには、Apple創業者の1人スティーブ・ウォズニアク氏が登場した。同氏は、Apple I、Apple IIの設計者であり、著名なエンジニアである。もちろん、米国を代表する企業であるAppleの創業者ということでも有名で、米国では一般的な知名度も高い。 今回も昨年と同じくNPR(National Public Radio)で、Tech Nation、BioTech NationのホストであるMoira Gunn博士がインタビュー役を務めた。本来は、インタビュワー形式なのだが、聞き役のGunn博士の進行があまり上手ではなく、話が前後したこともあり、全体を編集してのレポートとさせていただく。(以下 敬称略) ●お金が少ない方がうまくいく エンジニアの本質とは、という質問に対してウォズニアクは、「ロジックを考えたり、電子がどう動くかを考え
このところのメモリ価格の下落から、メインメモリは2GBどころか4GB以上も余裕で搭載できるようになった。2GBのDDR2 DIMMを4枚、計8GB分購入したとしても2万円で十分おつりが来る。とはいえ、32bit OSを使っている限り、OSは約3.5GB以上のメインメモリを認識できず、それ以上のメモリを搭載したとしても無駄になってしまう。64bit OSを利用すればこの問題も解決するが、ドライバの対応やアプリケーションの互換性などに問題があり、使いたくても使えない状況だ。 しかし、32bit OSで認識できないメインメモリ領域を活用できる手法が見つかり、2ちゃんねるのWindows板を中心に話題となっている。その手法とは、「Gavotte Ramdisk」というRAM Disk作成ツールを利用し、メインメモリのOS管理外領域にRAM Diskを作ってしまおうというものだ。 メインメモリを手軽
Microsoft会長ビル・ゲイツ氏、来日記者会見 ~今後の10年はキーボードに代わるインターフェイスが登場する時代 5月7日 開催 米Microsoftの会長であるビル・ゲイツ氏が7日来日し、記者会見を開催。PC業界に対するゲイツ氏自身の現在のビジョンや、日本市場におけるMicrosoftの取り組みなどについて語った。 話の中でゲイツ氏は、これからの10年を「第2のデジタルデケード」と表現。今後単にPCの性能が向上するだけでなく、インタラクティブにソフトウェアサービスにつながり、さまざまなことが簡単にできるようになるだろうと話した。 また、ゲイツ氏が'90年に掲げた「Information at your finger tips (情報を指先に)」というテーマについての質問に対し、「インターネットがその夢を実現した」と回答。「コンシューマであれビジネスであれ、写真、ビデオ、ニュース記事、
マイクロソフト、Vistaの新フォント「メイリオ」について説明 ~可読性の高いフォントで生産性も向上 5月16日 発表 株式会社マイクロソフトは、ClearTypeに対応した新フォント「メイリオ」とVistaのJIS X 0213:2004対応に関するプレスセミナーを開催した。セミナーではJIS2004対応文字セットの詳細や、JIS2004への移行支援策が説明され、次いでClearTypeとメイリオの開発経緯が説明された。 ●Windows VistaのJIS2004対応 マイクロソフト ディベロップメント株式会社 プログラム マネージャー 阿南康宏氏は、Windows VistaのJIS2004対応について説明した。 Windows Vistaは既定でJIS2004字体をサポートし、その文字セットはJIS X 0212と比較して、補助漢字約5,800との重複を除いた約900文字の漢字の追
5月6日(現地時間) 公開 米Microsoftは6日(現地時間)、Windows XP向けのClearTypeフォント「メイリオ 5.0」をダウンロードセンターで公開した。ファイルサイズは8.5MB。 メイリオは初の日本語ClearTypeフォントで、RGBのサブピクセルで補完して表示し、ジャギーを抑えてフォントをより精細に見せることができる。Windows XPではClearTypeに対応していたものの、欧文フォントのみ搭載しており、日本語ClearTypeフォントであるメイリオはWindows Vistaにのみ標準搭載されていた。 今回公開されたXP向けのメイリオをインストールすれば、Vistaと同様にWebブラウザなどからメイリオを指定して、表示や印刷を行なうことができるようになる。 なお、ダウンロードにはWindows Genuine Advantageプログラムにより、正規のW
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く