会場は日本なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日本人が知らない“中国”の一面 4月下旬から約10日間かけて、あるロック歌手のツアーが日本全国5都市で行われた。全会場でチケットが完売し、1万人もの観客が涙を流し熱狂したが、コンサート会場にいた客の大半は中国人だった。しかもわざわざこのコンサートを見るためだけに来日した人も多い。彼らはなぜ、多くの金と時間をかけ、わざわざ日本に来たのか?その答えは、彼らの視線の先で歌う1人の中国人男性の歌に込められている。その歌手は、共産党の監視の目が光る中国国内では、公の場で歌う事ができない。この事実を知る日本人は、ほとんどいない。 以下の文章は、東京大学のある中国人訪問学者が執筆し、東京大学大学院の阿古智子教授が翻訳したものを編集した記事である。 満場の観客が流した涙 数千人規模の会場は満員。そのほとんどが中国
世界最大規模の世論調査会社であるイプソスは、日本を含む世界28か国2万630人を対象に「ポピュリズムに関するグローバル調査2024」を実施。 日本人が最も希望する税金の使途は「貧困と社会不平等の緩和」など、結果をグラフにまとめて発表した。 希望する税金の使途1位は「貧困と社会不平等の緩和」 上記グラフ(1)が示しているようにに、日本人が税金の使途で最も重要と考える項目は「貧困と社会不平等の緩和」だった。「医療」や「仕事の創出」、「教育」、「インフラ」などを上回り、経済状況の改善を求める日本人の姿が明らかになったと言えるだろう。 ■日本人の75%が「一般市民と政治や経済のエリートとの間に大きな格差がある」と感じている 一般市民と政治や経済に関わるエリート層との格差があると感じている日本人は75%と、2021年よりは3ポイント減少するものの、依然、世界でも5番目の多さであることがわかった。 こ
No. 718/May 2020 29 目 次 Ⅰ はじめに Ⅱ 集積の利益と不利益 Ⅲ 都市の属性による要因 Ⅳ 東京一極集中の評価と政策 Ⅰ は じ め に 経済活動の東京一極集中がいわれるようになっ て久しい。筆者は地理学の一分野である経済地理 学を専門とするものであり,本稿は東京一極集中 と呼ばれる現象について経済地理学の立場から検 討する。経済地理学は,多くの概念やツールを経 済学と共有し,経済学と必ずしも対立するもので 特集●東京圏一極集中による労働市場への影響 企業はなぜ東京に集中するのか ――経済地理学の視点から 企業の東京圏への集中の要因は二つに大別される。第一は集積の利益である。集積の利益 は,共有,マッチング,学習の 3 つの要因があるが,特に知識の学習が重要である。知識 には対面接触によらないと伝わりにくいという粘着性があるとされ,そのことが知識学習 における地理的
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く