ASDの時間感覚、『過去と現在が入り混じり、モザイク状に現在を体験している』 自閉症スペクトラムに接するときは常に、現在の体験にたえず過去が侵入してモザイク状に体験されていることを想定する必要がある。 「発達障害のいま」杉山登志郎著 — てんねんDr. (@adhdsavetheplan) May 23, 2024 ※関連記事 アスペの奴、『思い出し怒り』が多くないか…? 続きを読む
日々刻々 橘玲 移り変わりの激しい世界の中でつい見逃しそうになる事件や経済、金融、社会問題などについて、作家・橘玲氏が鋭くメスを入れる。 バックナンバー一覧 最新の世界富豪ランキングでは、イーロン・マスクがテスラ株の下落で首位を陥落し、ルイ・ヴィトンなどのブランド帝国を築き上げたLVMH会長兼CEOのベルナール・アルノーが2110億ドル(約27兆円)でトップに立った。それでも個人資産10兆円を超える大富豪の顔ぶれを見れば、マスクをはじめ、ジェフ・ベゾス(Amazon)、ラリー・エリソン(Oracle)、ビル・ゲイツ(Microsoft)、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン(Google)、マーク・ザッカーバーグ(Facebook)など常連の顔ぶれは変わらない。彼らに共通するのは、極めて高い論理的・数学的知能を活かしてハイテク系ベンチャーを創業し、大きな成功を収めたことだ。 しかしその一方で、
小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え
障害のある人から「社会の側にこういう障壁がある。だからその障壁を取り除いてほしい」という申し出があったときに、申し出を受けた事業者が過度な負担にならない範囲で、その障壁を取り除いていくための対応をすることを合理的配慮という。 合理的配慮について、世間の認知度を調べるため、今回、Yahoo!クラウドソーシングで、現在顧客と接する仕事に従事している18〜65歳の計1681人に「障害のある人への合理的配慮」に関する意識調査を行った。 「合理的配慮の提供」について「あまり知らなかった」「知らなかった」と答えた人がおよそ7割を占めるなど、やはり認知が進んでいない現状が明らかになった。その一方で、障害のある顧客に接したことがあると答えた人の多くが「迷いやトラブル等なく対応できた」と答えており、何らかの対応をしていることもうかがえた。 障害のある顧客に接したことがあると答えた人に「どのように対応したか」
今回は、筆者が過去の転職活動の際に重視していたポイントを記載したメモが見つかったので、発達障害で職探しに悩んでいる方は勿論、定型発達だがいまいち仕事の軸が決まらない方の参考になれば幸いである。 勿論人によって重視したいポイントは異なると思うため、あくまで参考程度に留めて頂きたい。 以下が筆者が転職活動の際に重視していたポイントである。 【食堂の有無、昼寝出来る場所が存在するか】 【転勤の有無】 【大企業であるか、企業体力はあるか、安定しているか】 【ビジネスモデル】 【口コミサイトのスコアの数値】 【福利厚生】 【勤務時間】 【在宅勤務の有無】 【株式投資の制限有無】 【専門性が身に着くか、どのようなスキル獲得が期待されるか】 【英語力が活かせるか否か】 【スピードに追われる業務か、対クライアント業務か否か】 【当該業務は希望者が多いか否か】 【チームメンバーの雰囲気、年齢分布】 上記のポ
中学生のエイデンは、自閉症が夢を叶えることの妨げにならないことを証明しました。 たった13歳で、エイデンは自身のユニークなデザインを特徴とするアパレルラインを立ち上げ、起業家精神と決断力を示しました。 昨年自閉症と診断されたエイデンは、それを人生の障害にすることもできました。 しかし、彼の力と成功への決意は、若くして起業家になるよう導きました。 家族やコミュニティの支援を受け、エイデンはグラフィックデザインへの情熱を成功したビジネスに変えました。 「違うことが好きです。 それが私に世界を違う視点で見る手助けをしてくれます」 自閉症とディスレクシアは、障害のように見えるかもしれませんが、エイデンが周りの世界の詳細を見ることを可能にします。 エイデンの詳細で鮮やかな想像力が、Nine Worlds Gearのデザイン作成に役立ちました。 エイデンのアパレルの選択は、デザインと同じくらいユニーク
ADHDのほとんど知られていない生きづらさの1つは「正義感の強さ」。 理不尽を見逃せなくて、余計なこと言ってたくさん損をしてきた。 しかもコレただのあるあるかと思ったら、海外でも研究されていて実際に論文もあるらしい。 世界共通での生きづらさみたい。 — 岩切健一郎 / 発達障害専門FP(FP1級/CFP®︎) (@hokennobro) March 4, 2024 ADHDは反社会的行動と大きく関連しているが、そのような人はしばしば顕著な正義感受性の高さを示すと言われている。 この仮定を調べるために、著者らはADHDと健常対照者を比較した。 ・方法 社会正義に関連する意思決定を調査するために、実験的ゲームを用いた。 質問紙を用いて、正義感受性の4つの次元(観察者、利益者、加害者、被害者の感受性)を測定した。 ・結果 ADHDの参加者は、対照群よりも観察者感受性の値と利益者感受性の値が高かっ
「発達障害の人に対し、当事者を十分に考慮せず仕事に就かせる支援が是だとされる。障害のある人への支援政策において『就労』が重視されすぎているのです」と語る照山絢子氏 発達障害本ブームというべき昨今。書店には関連書籍が山と積まれ、新刊も次々と出版されている。そんな中、フィールドワークを通したユニークな視点でこの問題に切り込んだのが『発達障害を人類学してみた』だ。 著者の照山絢子氏(筑波大学准教授)に、人類学の視点を通した発達障害のとらえ方について聞いた。 * * * ――文化人類学者が発達障害をテーマとするとき、ほかの専門家と何が違うのでしょうか? 照山 発達障害だけにフォーカスするのではなく、それを通して日本社会を見るところが特徴だと思います。 ――というと? 照山 日本社会がどういうものかが、発達障害を通して見えてくるんです。 発達障害はもちろん医学的な概念です。代表的なものとしては自閉ス
湯島駅からも上野広小路駅・上野御徒町からもアクセスがよく、さりとて目立たない、猥雑な裏通りの飲み屋街を進んだ場所に、『嗜好品天国』という店の看板は出ている。入口に貼られた貼り紙には「スタッフがよく遅刻する店です……。スミマセン」の文字。「スミマセン」と謝罪ベースではあるものの、ここはスタッフの遅刻が許されるお店として“その界隈”では有名なのだとか。どの界隈なのか。 「うちのスタッフは発達障害や精神障害を抱えている子が多く、朝きちんと起きられなかったり、決まった時間に出社することが苦手だったりするんです。一般社会で働きながら出勤しているスタッフもいますが、みんな何かしら社会生活に“しんどさ”を抱えていて、お客さんもそうしたことに理解を示してくれる方が多くてありがたいですね」 そう話すのは、店長である「人生無理だねひるねちゃん」こと板橋愛花氏(29歳)だ。「人生無理だね」を冠する板橋氏もご多分
Grow Up Already! Why It Takes So Long to Mature The school-to-work transition can take longer for young adults with ADHD, who don’t mature at the same pace as their peers. Here’s how parents can nudge without pushing. The phone is ringing again at the posh day spa where Betsy Patterson ushers in an elegant new client. A customer is calling to schedule an eyebrow wax, but Betsy can’t fit her in; th
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