ここに、Mikiki史上最長規模の約25,000字にして、特濃の内容となった(問題作とさえ呼べる)インタヴューを前後編の2回に分けて公開したい。この取材が実現した経緯――まず始めに、Mikikiが気になる現在の日本のインディー・アクト/シーンにフォーカスした連載として〈NEW URBANe POP〉がスタートし、その第9回に登場した新宿MARZ/人気DJパーティー〈New Action!〉の星原喜一郎が、新たなシーンのトレンドとして〈パンク〉というキーワードを教えてくれ、タイミングを前後してNOT WONKやCAR10など、新世代のパンキッシュなバンドたちが気になっていた編集部が、その周辺のバンドが集うレーベルのKiliKiliVillaに話を訊きに行った、という流れだ。 KiliKiliVillaは、GOING STEADYや銀杏BOYZのメンバーとして日本のロック・シーンで一時代を築き