ボルフスブルクでレギュラーに定着した長谷部(左)。クロスが確実にチームの武器になりつつある【写真は共同】 もう心配ないだろう。この2人は、完全に“2年目のジンクス”を脱した。 2カ月前、筆者はフランクフルトの稲本潤一とボルフスブルクの長谷部誠は、2年目のジンクスに苦しんでいると書いた。開幕戦で先発しながらも振るわず、その座をライバルに明け渡してしまったからだ。 しかし、それから2カ月、見事に2人はその壁を乗り越えてくれた。 長谷部は4節のヘルタ・ベルリン戦以降、1試合を除いてすべてのリーグ戦に先発(10節時点)。9節のバイエルン戦では、アシストを記録した。 一方の稲本は、9月は1試合しか出場できなかったが、10月22日のカールスルーエ戦で先発してチームに今季初勝利をもたらすと、3日後のコットブス戦では『キッカー』誌のベストイレブンに選ばれる活躍で2連勝に貢献した。 日々の努力が報