クリック課金型広告の最大手Googleは3月より、「AdWords」を利用する広告主のクリック課金型広告を競合他社が故意に何度もクリックして広告主のコストを増大させるのを防ぐために、特定のコンピュータに広告を表示させないようにする機能の提供を計画している。 この計画は、GoogleのAdWords公式ブログ「Inside AdWords」で米国時間2月28日に発表されるとみられる。この措置は、広告主のクリック課金型広告にかかるコストを上げる目的のためだけにクリックを生成する行為を対象としている。 Googleは、広告を表示させたくないコンピュータのIPアドレス(コンピュータに割り当てられた数値アドレス)を広告主が指定できる機能を提供する。この機能は、競合他社がクリック詐欺によって広告主の広告予算を食いつぶそうとしたり、キーワードを自分たちの広告で使用するため、相手が入札できないようにしたり