企業の立場を擁護する議論としてよく耳にするのが、ニーズを満たすのに十分な数の技術者が市場にはいないのでは? という主張だ。 ハイテクやIT関連の仕事を海外にアウトソーシングしている米国企業の立場を擁護する議論としてよく耳にするのが、米国の数学・科学教育システムが、企業のニーズを満たすのに十分な数の技術者を供給していないという主張だ。 しかしデューク大学の最近の研究では、この主張はでたらめだとしている。米国には技術者不足という状況は存在せず、オフショアリングはコスト削減が目的だという。 「Issues in Science and Technology」(科学技術をめぐる問題)と題されたこのリポートは、デューク大学での2005年の研究テーマの1つであったインド、中国、米国における技術系大学の卒業率という問題についてさらに突っ込んだ調査を行ったもので、「National Academy of
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