地元で迎え撃つ鎌倉涼（２６＝大阪）は、及第点の動きだった。 複勝率２３・６％の６１号機をゲット。数字は残していないが、近況は動いているエンジン。「悪くないですね。このままいけ、と言われてもいける」。初日はメーン１２Ｒドリーム戦の１枠で登場する。

住之江伝統のアクアクイーンＣが開幕する。 今年６回優勝、女子賞金ランク２位の遠藤エミ（２７＝滋賀）は、気配劣勢だった。手にした５１号機は、複勝率２１・２％と実績に乏しい。「出足が弱そうです。ターンはできるけど、前に押していなかった」と表情を曇らせた。３枠で臨む１２Ｒドリーム戦までに、なんとか立て直したい。

１２Ｒウェイキードリームは、浜野谷憲吾（４１＝東京）がイン逃げを決めた。「初日としてはまずまずの内容。スタートは勘通り」とベテランらしく冷静に振り返った。ファン投票１位でゲットした１枠を、しっかりと生かして１着をもぎ取った。前回と同じエンジンを手にしており、上積みを図る調整にも期待がかかる。

準決９Ｒで松浦悠士（２４＝広島）が無難に決勝進出を決めた。 まくった服部克久の３番手だったが「前の渡部（哲男）さんが内を殺してくれたから、僕はまっすぐ前に踏むだけでよかった」と、２着キープに笑顔。すでに、今期Ｆ１で２回の優勝を飾っており、３回目の美酒へあと１勝だ。初日は小川祐司、準決は渡部と愛媛の選手の後ろを回ってきたが「自分でレースを組み立てたい思いもある。服部さんには悪いけど、決勝は自力自在」と先陣を宣言。その意気に感じた渡部も「そう言ってくれるなら任せる」と後ろ回りを快諾した。

出場最年長の熊谷直樹（５０＝東京）は２枠の５Ｒが６着、１枠の１０Ｒが２着と内枠デーを生かし切れなかった。 「前半は伸び型、後半は回り足を重視したが、足は普通」と振り返る。２日目は１２Ｒ是政ドリームの１回乗り。「時間があるので、本体を含めてじっくり調整する」と巻き返しに意欲を見せる。ファン投票で選出されてのドリーム戦出場に「本当にうれしいし励みになる」と語るいぶし銀が、どんなレースを見せてくれるか。

鈴木博（４６＝埼玉）が底力を見せつけた。 初日の１２Ｒ選抜は２コースからまくって勝利。前半の３Ｒもインから逃げ切った。初日唯一の連勝に満足げだ。「行き足が良くて乗り心地もいい。全体のバランスも取れている」。前検から好気配だったが、初日から結果に結び付けた。

予選９Ｒは松岡篤哉（３３＝岐阜）が、赤板前から丸々２周の突っ張り先行で堂々逃げ切った。 ラスト１周タイムは１９秒２で、前後半とも９秒６という、絶妙なペース配分で一列棒状のまま押し切った。本人も「距離は長かったですけど、ペースで駆けられる方が楽ですね」と涼しい顔で振り返っていた。 準決１０Ｒは今年２月大垣Ｆ１ヤマコウカップの予選以来となる、山口富生との師弟連係が実現。このときは初めてワンツーが決まったが再現なるか。

平成２７年９月３日、安倍総理は、総理大臣官邸で自由民主党・二階俊博総務会長等による小笠原振興に関する申し入れを受けました。

吉田拡郎（３３＝岡山）が前半８Ｒを差し切り勝ち。 デビュー通算９００勝を決めた。さらにドリーム戦ではインから圧倒。初日連勝発進を決めた。９００勝の声に「よっしゃ！」と雄たけびを上げたが「足は並。前検よりは良くなったけど上積みを狙います」と納得していない。フライング休み明け初戦の地元Ｖへ、さらに気合を注入する。

６枠で人気を下げていた原田篤志（３５＝山口）が２着に入り、３連単８０００円台の好配当を呼び込んだ。 「伸び型にしていって、足は良かった。もとが伸び型のエンジン。アウトから行く人には合うんでしょうね」とにんまりだった。

平田忠則（３８＝福岡）が逃げ切り、今年４回目の優勝を飾った。 １Ｍは２コースの東本勝利が握ってきたが、冷静に対処。バックで後続を一気に引き離した。「１Ｍはラッキーだった。ここ最近の大村では、足は一番良かった」と笑顔だった。２着に原田篤志、３着に後藤孝義が入った。

Ｆ２の足かせを抱える長嶋万記（３４＝静岡）が、初日を３、２着でまとめた。 ５Ｒはドキッとするコンマ０５スタートに反省したが、後半８Ｒは６番手スタートからでも上位着に絡んできた。「乗りやすいです。やっぱりこのスタイルで行きます。欲を出すと良くないので（笑い）」。スタートは慎重に。ゴールはなるべく前を目指し、展開を冷静にとらえる。

優勝戦は吉田俊彦（３７＝兵庫）が、的確なイン逃げを決めて今年２回目、地元尼崎では１４回目のＶをつかみ取った。 ２着には、１周１Ｍで混戦を突き、２Ｍ冷静に立ち回った磯部誠（２４＝愛知）が入線。林美憲（４０＝徳島）が尾嶋一広（２８＝兵庫）に道中で競り勝ち３着だった。

菊地孝平（３７＝静岡）が初日ドリーム戦に１号艇で登場する。 相棒となる１７号機にはまずまずの手応え。当地は約２年半ぶりの参戦だが、その前回（１３年３月）は優勝し相性はいい。当地連続Ｖのためにも初日からリズムに乗りたいところだ。

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１予８Ｒの志村太賀（３２＝山梨）が差し足発揮で快勝スタートを切った。茨城勢の３番手も、最終ホームから仕掛けた杉森輝大が中団で苦戦すると２角から番手発進した鈴木謙太郎を好追走。「差し切った感触があった」とゴール前のハンドル投げで先着した。「苦しい展開だったが謙太郎がいいタイミングで踏んでくれた」と笑いが止まらなかった。

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平原康多が復帰初戦に挑む。 ７月の練習中に落車して右手首を骨折。「粉砕骨折もあって金属プレートで固定している。まだ骨がくっついていない状態で医者からは止められたが（笑い）、いいメンバーがいるシリーズだから走りたかった」。オールスターを照準にした前哨戦へスクランブル参戦だったことを明らかにした。 直前は約１カ月の練習で苦闘して「自信よりも不安の方が大きい」。それでもＧ１の舞台で復活するには実戦で取り戻すしかない。細切れ戦の特選１１Ｒで芦沢大輔を連れ、こん身の自力を放つ。

成田和也も落車負傷から再起戦に臨む。 ６月の小田原の決勝で落車して左鎖骨を骨折した。昨年８月の豊橋Ｇ３の落車で右鎖骨骨折、同年１２月の広島Ｇ３でも同個所を再骨折して再起途上だっただけにダメージは大きい。「直前の２週間は練習ができた。でも実戦と練習は違うので」と不安を口にする。 特選１１Ｒは早坂秀悟の３番手。これまでの実績から当初、内藤宣彦が３番手を口にしたものの「今の状態では」と成田が番手を譲った。今シリーズのテーマは「どこまでイメージとの差を埋められるか」。鋭脚復帰戦に注目だ。

準優勝戦は３レースともに１号艇が逃げ切り、平田忠則が優勝戦１号艇の座を得た。 準優１２Ｒはスタートで遅れながらも伸び返して押し切った。舟足の良さを前検からキープ。優勝戦でも逃げて本命となる。好素性機を操る東本勝利が対抗だ。

【１２Ｒ：優勝戦・決断】 平田が不動の軸。初日から出足、伸びともに水準以上のレベルにあって、がっちりオール２連対をキープしてきた。今年４月末に当地一般戦で優勝しているように、コース相性も抜群だ。今節もイン戦は３戦３勝と結果を残している。今年４度目の優勝へ、スタートに集中して一気に押し切る。 複勝率４７・０％の良機を味方につけた東本が相手筆頭だ。鋭角に差して浮上する。西山も回り足が悪くない。最内を差して連圏内。後藤も実戦足では上位の一角。内２艇の間を割って。 平田　調整して手前の足は多少良くなった。回ってからの足がいい。他の足も悪くはなかった。課題はスタートだけ。 東本　競って出ていく感じはある。足は飛び抜けてはいないけど、全体に少しずつ強めだった。追い風ならばチャンスはある。 後藤　ターン回り、出足は本当にいい。数字（複勝率２６・１％）以上はある。天候に左右されることなく舟足が安定している

【栗原ひろ人・直前担当が斬る！】 最終日は７Ｒ以外はＡ級が１枠に座り、その７Ｒも１枠は準優組の竹井貴史。よほどのひねくれ者じゃない限り、全レース１枠◎だろう。ただ、すべてで逃げが決まることはまれ。どこかで穴が出るはずだ。 ◆２Ｒ　中間着が目立つ羽野だが、伸び中心に足は上々。鋭く差して浮上も。（５）（１）（２）、（５）（２）（３）のＢＯＸ。 ◆９Ｒ　ようやく調子が出てきた北川が最後に一撃。（５）－（１）（２）（３）－（１）（２）（３）（６）。 ◆１１Ｒ　センターから末永が握っていきそう。差してくるのは沖島か、竹井か。（４）＝（１）（３）－（１）（３）（５）、（５）＝（１）（３）－（１）（３）（４）。

【中牟田康・この穴グッド！】 ◆７Ｒ　坪口が最終日に意地を見せる。出足、回り足は初日から悪くない状態だった。「３日目、４日目と結果は良くなかったけど、レースはできる足ですよ」と自信を見せている。センターから機敏にさばいて突破を図る。（３）－（１）（２）（４）－（１）（２）（４）（５）。

東本勝利が差し技で逆転を狙う。 準優１０Ｒはコンマ０２のスタートで逃げ圧勝。舟足にも手応え十分で「序盤から良かったと思うけど、競ってみて良さが分かりましたね」と好素性の６５号機をトップ級に仕上げてきた。最終日はホーム追い風が３～４メートルの予報で「足はいいし、追い風ならチャンスはありますね」とにやり。イン平田のガード役で終わるつもりはない。

４日目の大村担当・栗原は的確に９個レースを的中したが、好配当には届かず…。今節の回収率を８７・０％に下げた。いよいよ最終日。逆転での１００％超えなるかに注目だ（１点１００円で計算）。 ◆ニッカン・コム杯日程 若松・１０月１７～２２日 徳山・１１月２１～２６日

２節走って複勝率６３・１％、エース機候補の７１号機を山田雄太が引いた。感触も「だいぶ伸びます。足いいですね」とすこぶる良好だ。 実はペラを自分の形にたたいている途中。それでこれなら、仕上がるとどんな足になるのか。山田の気合もいい。前節の徳山でＦを切ったが「レースは攻めます。自分は攻めないと勝てないですから」。山田の７１号機は、７Ｒで強力足のベールを脱ぐ。

ＳＧ蒲郡メモリアル優勝戦、悔しい２着に号泣した峰竜太が、６秒６０の前検１番時計をたたき出した。 前夜、先輩・深川真二と飲んでまた泣いたそう。「あまり褒めない真二さんが褒めてくれたりアドバイスくれたり。気持ちがすっきりしました」。ペラはメモリアルと同じように調整し、「前検でこんなに感触いいのはそんなにない」とメモリアル以上に力強さを感じている。初日ＤＲ、３号艇・峰の走りに注目だ。

ガールズケイリンコレクションが行われるＧ１オールスター競輪２日目の９月２０日、開催地・松戸競輪場で「ガールズケイリン観戦会」が開かれます。 参加者募集の期間内に手続きを済ませ、当日にサイクルジャージーを着用してスポーツバイクで来場した方に、専用の駐輪場と特別な観覧席を用意。さらに、初心者にも分かりやすい競輪ガイド、サイクルグッズが当たる抽選会など、至れり尽くせりです。 詳細や応募方法については、下記ＵＲＬから公式ＷＥＢサイトご覧ください。 http://www.ysroad.co.jp/2015/girlskeirin2015/

Ｇ１オールスター競輪（９月１９～２３日）の期間中、開催地の松戸競輪場にフラッグガール「ＮＫＬ３３」が登場する。 メンバーは嶋崎美香さん、愛甲ミカさん、内海千帆さん。神奈川県・花月園競輪場の廃止（１０年３月）とともに解散した、伝統ある「南関レディース」（川崎や花月園を中心に南関東地区の開催で代々、フラッグガール、イベントのアシスタントを務めた女性）最後のメンバーだ。 ５年の時を経ての再結成。バンクに花を添えるだけでなく、場内イベントをアシスタントとして華やかに演出する。トップレーサーが熱戦を繰り広げる松戸競輪場で、懐かしの３人組を応援しよう。