重成一人(37=香川)は優出こそ果たしたが、回り足の不安を払拭(ふっしょく)できていない。「準優(10R)は、なぜか乗れなかった。2周1Mも舟が浮いて…。潮が高いせいと思いたいけど、参った」。地元では5月GWシリーズ以来の優勝を狙うが、伸び型の現状だと厳しい。「(出足、伸び、回り足の)トータルバランスを持っていきたい」。最終日の優勝戦12Rは2枠で登場、ペラ調整は間に合うか。
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重成一人(37=香川)は優出こそ果たしたが、回り足の不安を払拭(ふっしょく)できていない。「準優(10R)は、なぜか乗れなかった。2周1Mも舟が浮いて…。潮が高いせいと思いたいけど、参った」。地元では5月GWシリーズ以来の優勝を狙うが、伸び型の現状だと厳しい。「(出足、伸び、回り足の)トータルバランスを持っていきたい」。最終日の優勝戦12Rは2枠で登場、ペラ調整は間に合うか。
“進撃の巨人”加賀山淳(31=千葉)が、同県の大ベテラン鈴木誠の復帰後初勝利に大きく貢献した。 予選8Rは打鐘すぎから主導権を握ると、巻き返してきた戸田康平に合わせて踏み直し、南関ラインで上位を独占、自身も3場所ぶりに予選連対を果たした。 「誠さんは全面的に信頼できるし、3番手に三住(博昭)さんが付いてくれたのも大きかった」とうれしそうに笑った。 鈴木誠とは相性抜群で、白星献上はこれで6個目。もっとも、本人も3度目のワンツーが決まっており、連係実績は抜群だ。 「連係するとだいたい2着か3着に残れる。これだけ決まることも珍しいですよね。周回中も誠さんへのお客さんの声援がすごくて気持ちが入った」。 準決11Rも「おかわり」で再度タッグを組む。加賀山と鈴木誠の千葉黄金コンビが、波乱を起こすか。
三嶌誠司(47=香川)が全24場制覇を狙う。予選をトップで通過しながら、ダブル準優は6、2着。優出はしたもののファイナルは6号艇となった。 「気合は入っていたんですけどね、空回りでした」と頭をかく。それでも滑り込みで優出しただけに、「チャンスはあると思う」ときっぱり。6枠から、こん身のテクニックでメモリアルVをたぐり寄せる。
丸岡正典(36=大阪)がドリーム戦を4コースから差し切った。2M逆転で制した前半8Rと合わせて連勝を飾った。「DR戦はあの差しが入ったんだから、足はこれでいいと思います」と仕上がりも順調だ。2日目8、12Rの好枠2走も危なげなく運び、予選ロードを引っ張る。
11Rは1号艇・西山貴浩(28=福岡)がコンマ07のトップスタートから力強く逃げ切り優出した。 優出インタビューは、勝った勢いそのままに西山の独演会と化した。 「スタートは選手生活で一番見えとるんじゃないですか、菊地孝平さんが乗り移っとるよう」、「もうビ調整でいい。微じゃないですよ、うつくしい美調整です」、「不安な点は岡崎(恭裕)さんが(優勝戦に)乗ってること」など。会見場を爆笑に包みながら、最後に「1000万はおらのもんだ」とV宣言? が飛び出した。 2着は渡辺和将、こちらはG1初優出。
渡辺ゆかりが再起戦で快走を演じた。初手から山原さくらの後位。「動いて最終的に勝負するのは山原さんしかいないと思っていた。食らい付いていけた」。打鐘で中山麗敏が7番手から仕掛けても山原後位から動かず、最終ホームからカマして逃げた山原をぴたり追走して2着ゲットだ。 6月名古屋の初日落車で左鎖骨を粉砕骨折。今月1日まで入院生活を余儀なくされた。直前の約2週間、急ピッチで仕上げてきた。「ひとつずつやれることをやってきたけど不安だらけでした」。それでも、初戦から結果を出した。予2も粘りの走りで、いきなり決勝切符をつかむ。
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