酒井大樹（３６＝静岡）が今年２月の京王閣予選以来、実に８カ月ぶりの白星を飾った。引き揚げるなり「自分でも信じられないくらい車が出た」と笑わせた。道中は後方７番手。前団がもつれた展開とはいえ、最終バックから久々のまくりを放つと、きれいにライン３車で前団をのみこんだ。今年７月には弥彦、西武園で連続して決勝に進んでいたが、近況は大敗が続いていた。「別に、そのときから何か変えたとか、体調も変わっていないんですけどね」と苦笑い。競輪選手にとって１着は何よりの良薬。だが「これで行けると思うと、案外だめだったりするんですよ。なので準決は平常心で頑張ります」と終始控えめだった。

村田修次（４２＝東京）が想定外の好タイムに目を丸くした。 ３日目１１Ｒをインから危なげなく逃げ切ると、レースタイムは出力低減型エンジンとしては破格の１分４６秒９を計測した。「進入固定戦だし、２Ｍは注意して乗っている。タイムは狙っていなかったんで、自分でもびっくりです。２日目までは伸び型だったけど、回り足が良くなった。レース向きの仕上がりですね」と笑顔で手応えを口にした。

３日目を終えて伏兵・表憲一（３７＝福井）が得点率トップに立った。 ここまで１着３本、２着２本とオール２連対をキープ。「一番引きたかったエンジンだし、回ったあとの押しやレース足がいい」と２節前に同じ福井支部の石田政吾が抜群の気配をみせていた２５号機を手の内に入れている。予選最後の４日目９Ｒは４枠で登場。トップ通過を視野に奮戦する。

初日ドリーム戦４枠の山本隆幸（３８＝兵庫）が、前検から軽快な舟足をみせた。６１号機は前回、Ｇ１高松宮記念で田中信一郎が優勝した代物。特訓を終えた山本は「出てると思う。行き足が良くて、班でも余裕があった」と満足そうに語った。

１２Ｒで優勝戦が行われ、１号艇の森永淳（３４＝佐賀）が快勝し、今年２度目の優勝を飾った。レースはイン森永が先マイをすると、回ってからグイッと出ていき後続の追い上げを許さなかった。２着争いは、まくり差しを狙った塩田北斗が流れ、１番差しの池永太と、その内を差した郷原章平の争いとなるが、２Ｍで先に回った郷原を差し抜いた池永が制した。 ３着争いは、２周１Ｍで差した坂元浩仁がバックで郷原をとらえて逆転した。

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滝川真由子（２８＝長崎）が今年８月のＧ１レディースチャンピオンで優勝したことで、１２Ｒドリーム１号艇に選出された。 前検では「乗りやすさはあったが、回転が合っていなくて足がはっきりしない」と慎重だった。初日は好枠デーだけにポイントをしっかり稼ぎたいところだ。

永田秀二（２９＝東京）が初の江戸川選抜戦メンバーに選ばれた。 手にした６０号機は前節、吉田宗弘が優勝し、永田自身も今年５月に乗っていたもの。「あの時（準優６着も節間７勝）も前検と同じチルト０５度でずっと乗ったけど似たような体感でした。起こしの違和感もなかった」と今春に乗った好感触を思い出した。「微調整で。あとはスタート、ですね」と良機を再度手にして気合を入れ直した。

興津藍（３４＝徳島）が安定したレース運びで得点率４位につける。「特に調整はしていないけど、トップ足の池上裕次選手をのぞけば、上位の人とも変わらない。レースはしやすいですよ」。仕上がりは順調で上位の一角とみる。準優の１号艇を目指して、予選ラスト２走の４日目３、９Ｒは連勝を狙う。

吉川喜継（３４＝滋賀）が４戦３勝、３着１回の好成績で得点率争いのトップに立った。 「変わらずレース足がいい」と機力には納得。４日目の中、外枠での２走を乗り切って、予選トップ通過を目指す。

オートレース界として初の午後９時以降の開催となる「ミッドナイトオートレース」が１１月１６～１８日、福岡・飯塚オートレース場で開催される。１３日、オートレースを管轄するＪＫＡが発表した。来年度からの本格的な開催を検討するための試験的な意味を持つ。 ８車立て６レース制でファンの動向を検証するため初日の１６日は１Ｒが午後６時２５分発走、最終６Ｒが８時５５分発走のナイター開催。２日目の１７日と最終日の１８日がミッドナイト開催となり、１Ｒは９時発走、最終６Ｒは１１時３０分に発走する。 １１年１月１４日に競輪で始まったミッドナイト開催だが、オートレースは騒音などの問題で実施は困難と見られていた。だが消音マフラーを開発し、住宅地の埼玉・川口オートで９月にナイター開催を成功させた。飯塚でも川口の同開催で使用した消音マフラーを使用する。市街地から離れている飯塚は０５年にナイターを初開催し、試験開催に最適な場

武田豊樹（４１＝茨城）が、平原康多マークから差して１着。 ４月西武園以来今年４回目、通算２５回目（協賛競輪のぞく）のＧ３優勝を飾った。レースは平原が武田－斎藤登志信を連れて打鐘４角カマシ。浅井康太は４番手に入ったが、平原のかかりは抜群で動けず。番手絶好の武田が余裕で差し切った。平原が２着に粘り、３着は武田マークの斎藤が入った。 払戻金は、２車単（１）（７）５４０円、３連単（１）（７）（９）１５４０円。 （注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）

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おさかなの形のキーホルダーを作り続けている「onagawa factory」。ネパールなど他地域の復興を支援するアイテムも販売して応援する側にもなりました。 （ミヤギテレビ　平成27年10月4日（日）放送）

震災がもたらした課題や現状に「対話」を通じて向き合い、学び合い、人と人のネットワークを作っていく「未来会議」について （福島中央テレビ　平成27年10月3日（土）放送）

大村を皮切りに、１０月若松、１１月徳山の順で開催される「ニッカン・コム杯」。本紙ではその３開催の連動企画として「直前予想バトル」を行っています。各場の直前予想担当者（大村＝栗原、若松＝中森、徳山＝渕上）が、プライドを懸けてバトルを繰り広げる。１点１００円で回収率を計算し、翌日の紙面（西部版）で結果を掲載する。初回の大村では栗原記者が、回収率が８２・９％を記録し暫定トップ。初代チャンピオンに輝くのは誰か？　また本紙ＷＥＢサイト、ニッカン・コムでは特集ページも開設。情報満載のこちらも必見だ。 ニッカンスポーツ・コムでは３開催の連動企画プレゼントとして初代チャンピオンは誰だクイズを実施します。 正解者の中から抽選で３人に 大村 ターンマーク坊やオリジナルマグカップ、ターンマーク坊やオリジナルクッション 若松 特製タンブラー、カードケース、わかちゃまぬいぐるみ 徳山 オリジナルクオカード（５００円

日刊スポーツ新聞社が運営するＷＥＢサイト「ニッカンスポーツ・コム」では、大村、若松、徳山の３場で「ニッカン・コム杯争奪戦」と銘打ち冠杯を実施中。それに伴い３場ホームページと相互リングを貼り、「ニッカン・コム杯争奪戦」特集を開設しています。　第１弾は大村ボートで「ニッカン・コム杯争奪戦　大村の陣」が開催され平田忠則（３８＝福岡）が見事優勝。第２弾は１７日からは若松ボートで「ニッカン・コム杯争奪戦　若松の陣」開催します。さらに１１月２１日からは徳山ボートで「ニッカン・コム杯争奪戦　徳山の陣」と続きます。 期間中は速報はもちろん日刊スポーツ記者が周回展示で気配を探る出走直前予想（一部ニッカンコンピ指数入り）や特別企画レース、注目の地元選手紹介など見所が満載です。　３場開催を記念して、大村ボートからターンマーク坊やオリジナルマグカップとターンマーク坊やオリジナルクッションを各３０人に。徳山ボートか

ボートレースのファン拡大をサポートする日刊スポーツ新聞社は、大村、若松、徳山の３場で行う「ニッカン・コム杯」で若手選手の応援企画レースを実施中。 地区スター、もしくは地区スターに準ずる有望選手を、長崎、福岡、山口の各支部から２人選出。１７日開催の「ニッカン・コム杯争奪戦　若松の陣」初日に「スター候補応援企画　ニッカン・コム杯選抜戦」を行う。 第２戦となる若松でのメンバーは次の通り。 【初日・６Ｒ】 （１）竹井貴史（福岡・若松地区スター） （２）末永祐輝（山口） （３）坪口竜也（長崎） （４）村上遼（長崎・大村地区スター） （５）森永隆（山口・徳山地区スター） （６）中田達也（福岡・若松準地区スター） 第１弾の大村では地元の村上遼（２３＝長崎）が逃げ切り快勝。今回も地元勢が意地を見せるか、それとも遠征陣が一発を決めるか。 「ニッカン・コム杯争奪戦　若松の陣」初日に注目だ。 ※メンバーは都合に

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前回のＧ１松戸オールスターで２勝を挙げた橋本強（３０＝愛媛）が好調を持続して松阪入り。 ただ、松阪は「飛んでる（失敗している）イメージが強い」と話す通り、決勝進出が１度もない。それでも「いつもいい競走をしてくれる頼もしい選手」と、松川高大という絶好の目標を得て強敵・竹内雄作封じに挑む。

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香川県高松市が施行するミッドナイト競輪が、１１月２～４日に高知競輪場で開催されます。Ａ級１、２班の好メンバーがそろう、７レース制。ニッカンスポーツ・コムでは、大好評「ＰＤＦ新聞」を各開催日の早朝に公開します。 日刊スポーツ紙面にはミッドナイト競輪の出走表を掲載していませんが、ＰＤＦ新聞なら担当記者の印・短評・周回予想、選手コメント、注目レーサー記事などの車券作戦に役立つ情報が盛りだくさん。全て無料でダウンロードでき、印刷まで可能です。 しかもＰＤＦ新聞の出走表は全レース、Ｇ１開催の紙面に掲載しているものと同じ大型サイズ。これを使えば、レースの検討材料をいち早く手に入れ、じっくり推理できるという、必見のコンテンツです。ぜひ、ご活用ください。 ※ＰＤＦ新聞を見るためには、アドビ社の無料ソフト「アドビリーダー」をパソコン、スマートフォンにインストールする必要があります。ＰＤＦ新聞が表示されない方

高野哲史が準優１０ＲをＦ艇に惑わされることなく、きっちり逃げ切った。 出足の良さが特に目立ち、上昇度ならＮＯ・１と言っていい。平和島は連続優出で、近況も準優４着のヤングダービーをはさみ一般戦で３節連続優出。「お盆明けからずっといいペースが続いてる」。その要因は当たっているペラ調整、「今の気温や状況に合っていると思う」と話した。内枠には実力者が並ぶが、けれんみのない全速スタートで挑む。

還暦レーサー三ツ井勉が７Ｒに登場する。 今月１０日に６０歳を迎えたが、気力体力とも充実一途。今でも朝食から肉をペロリと平らげるそうで「でも、食生活が良かったらもっと良かった」と笑っていた。思い出のレースには「そんなものに浸っている場合じゃないよ。今からもやっていかないと」とキッパリ。昔から競りを売りにするスタイルも不変で「最近（競りに）行ってないから、練習して行けるようにしたい。前回も行こうと思ったんだけど」と不敵に笑っていた。衰え知らずのファイター三ツ井が、地元で今期初の予選突破を目指す。

ＮＯ・１勝負服の金子大輔（３５＝浜松）が実力を見せつけて涙のＶ。遠州決戦を制して地元初＆今年２回目、通算４回目のＧ１優勝を飾った。 スタートで枠番の明暗が分かれた。２枠の木村が飛び出して６枠の金子が外から２番手につける。１枠の高橋は内で包まれて６番手。２周回からは後続を引き離して地元２車のマッチレースとなった。「内からは抜けそうになかったので、外に行ったらうまくいった。エンジン的に差はなく、たぶんタイヤが自分の方が良かったと思う」。６周３角で金子がまくって先頭に立ち、木村を引き離していく。木村は追走でいっぱいになり勝負が決した。 金子はスタート、エンジン、タイヤの相乗効果で優勝をもぎ取った。後方から鋭く追い上げた高橋が３着。表彰式では金子コールが湧き起こり、普段はクールな男が感涙にむせんだ。次走の船橋オート祭（２１日開幕）でＧ１連覇に挑む。【海老原実】