渡辺雄一郎（２９＝大阪）が今年２回目の優勝に王手をかけた。 準優１１Ｒをインから圧勝し「すごく伸びた。いい足ですね。足の良さを実感しています。今節の中では、僕の足が抜けている」と節一パワーを自認する。 「ピット離れもいいし、インから行きます。スタートも大丈夫だと思う」ときっぱり。優勝戦も不動の主役だ。

１２Ｒで優勝戦が行われ、１号艇吉田俊彦（３７＝兵庫）が押し切って今年３度目の優勝を飾った。インからしっかり先に回ると、１番差しから高速ターンで迫ってくる桐生順平を振り切った。桐生は握って、差してとターンマークごとに多彩に攻めるが、準優のように逆転するまでは行かなかった。２番差しの東本勝利が３着に入った。 若松では初優勝の吉田は「展示から桐生君の気配が良かったので、スタートで後手に回らず、しっかり先に回ればと思っていた」と笑顔を見せた。次節は１０日からのＧ１蒲郡周年に出場する。

若狭奈美子（２７＝岡山）が江戸川初出走ながら、準優１１Ｒで３着。見事、優勝戦へと進出した。１１年５月芦屋以来、４年６カ月ぶり２回目のファイナルに「素直にうれしいです」と顔をほころばせた。「４日目１２Ｒ、そして準優は体感がしっくりこないんですよね。でも、回ってからの二の足は感じよさそう」と、悪くはない足だ。「エンジンは微調整で」と話すファイナルはデビュー１１年目の初Ｖがかかる大事な一戦だ。

平高奈菜（２８＝香川）が準優１２Ｒを逃げて快勝。優勝戦の１号艇をゲットした。 「足は中堅ですね。行き足は少しいいんですが」と、６８号機の仕上がりは上位クラスまではいっていない様子。だが、そこは現在、獲得賞金３０００万円を超える女子賞金ランク１位のプライドがある。エンジンに対し求める水準が高いからこそ、評価が辛くもなる。もちろん楽に逃げるだけの足はある。「初の江戸川でインコースは難しいが、１艇身からコンマ１０の全速でスタートいけたら…」今年４回目のＶは目前だ。

２日目ドリーム戦２着の菊地孝平（３７＝静岡）が自信満々だ。 レースを終えると開口一番「出てます」。５コースから艇団を割り、バックは３艇の次位争いとなったが、２Ｍで一気に突き放した。「伸び型の調整をして直線が良かった。反応があるので、出足型にもなる。エンジンがいい。あとは作戦次第ですね」と、満足そうに語った。

今坂勝広（３９＝静岡）が３日目６Ｒで待望の今節初勝利を挙げた。 「２日目は初めて重量調整を３キロしたから、全然感覚が違っていた」。１１月１日から男子選手の最低体重基準値が５１・０キロに増え、今坂はその影響を実感していた。３日目になって気配は上向いてきた。準優進出へドリーム組の意地を見せたい。

２日目ドリーム戦は、地元の辻栄蔵（４０＝広島）が逃げ切った。インからコンマ１１のスタートを決めたが、中へこみの隊形になった。カドから茅原悠紀が猛然と襲いかかったが、辻は冷静に受け止めて勝ち切った。「行き足、伸びはまあまあ。ペラだけやります」と語った。

菅田壱道（２９＝宮城）が初日特選のリベンジだ。 後方不発に終わった反省を生かして準決は最終ホームからカマして前をたたき切った。「いい感じで踏み続けられたし、もう徹底先行型じゃないのにきっちりと粘れた」。ゴール前で番手伊藤大志に差し切られたが「収穫はあった」と会心の走りだった。好機にまくり一撃を放って、競輪祭へ乗り込む。

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岡本総（２８＝愛知）が準決８Ｒで自力型らしからぬ華麗なさばきを見せた。 打鐘で先行態勢に入った岡本は大屋健司のカマシを浴びると、大屋マークの桜井宏智を飛ばして番手を確保。直線は一気に踏み込んでラインで上位を独占した。「（飛び付きは）初めてやった。でも、内に包まれて負けるのが一番駄目。だから（作戦のひとつとして）頭にありました」と、してやったり。決勝では桜井雄太の番手回り。再び「華麗」にさばいて、１、２班戦初Ｖを目指す。

中岡正彦（３８＝香川）が、今年２回目の優勝に挑む。 前半２Ｒは４着に沈み、優勝戦の１号艇が危ぶまれたが、白水勝也が準優で３着に敗れ、中岡にポールポジションがめぐってきた。「変わらず出足や回り足はいい」と実戦足は上々。難敵は多いが、得意のスタート攻勢で決着をつける。

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中３日で追加参戦した馬場和広が快走を披露した。 ７Ｒは最終ホーム６番手から後続が離れる鋭いロングまくり。最後は番手に入った北村信明に差し切られたが、低調に終わった前場所のリベンジを果たした。前場所の最終日の追加に「お金がないので（笑い）」と、とぼけたが「今回から以前に使用したフレームと、そのセッティングに戻して感触がいい」を証明した。上がりタイムも１１秒４と「踏み出した時のタイミングが悪く、長い距離を踏んだのにまずまず」。９Ｒ準決は２車でも先行勝負。黒田淳－柏野智典の特選組らを相手に波乱を狙う。

大橋栄里佳が４日目１、２着で勝負駆けに成功し、準優進出を決めた。 「期のはじめに江戸川で準優に乗れてうれしいです」と１１Ｒ２着で帰ってきたピットで笑顔がはじけた。「体感的には３日目の方がいいと思うんですが、伸びはいいですよ」と１４号機は好仕上がり。準優１２Ｒは４号艇。カドから戦えるだけに、この伸びの良さを武器にしたい。「スタートは勘通りにいけてます」。一気にまくって今年１月、常滑以来の優勝戦進出をひそかに狙っている。

近況好調の橋本久和が、２日目６Ｒで２コースから鋭い差しを決め、今節初の１着を奪取した。 前検から機力は徐々にアップしており「展示タイムは一緒ぐらいになり、伸びは良くなった。最悪は脱した」と評価する。最近５節で２回優出、Ａ２から来期Ａ１昇級も決まっている。今節もここからリズムに乗りたいところ。「乗りづらさがある」と課題を挙げ、さらに上積みを狙う。３日目は１、１０Ｒに登場。まずは１枠の１Ｒでがっちり今節２勝目だ。

高木真備（２１＝東京）が、ホームからのカマシ先行で、４場所連続の完全Ｖを狙った児玉碧衣のまくりを封じて押し切った。今年初優勝で通算３回目。完全制覇は初めて。会心勝利の高木は「落ち着いて自分のレースができました」と話した。

夫やパートナーからの暴力、職場でのセクシュアル・ハラスメントなど、女性に対する暴力や差別、いやがらせなどの行為は、決して許されるものではありません。こうした女性をめぐる様々な人権問題について解決の糸口を見つけるのが、全国各地の人権擁護委員や法務局の職員です。そこで今回は、女性のための相談窓口「女性の人権ホットライン」や、そこで示される解決方法などについてご紹介します。

平成２７年１１月５日、安倍総理は、総理大臣官邸でサーレヒ・イラン副大統領兼原子力庁長官による表敬を受けました。