ガールズ7Rの奥井迪(33=東京)が、いつも通りの勝ちパターンで連勝を決めた。 勝利者インタビューの後にはファンからサイン攻めにあい、相変わらず人気の高さを見せていた。 ただレース後の奥井は2着の島田優里と3/4車身差とあって「初日の風でパワーを使い、踏み切れなかった。後続を1車身以上離して勝たないと」と不満を漏らす。 決勝に関しても「自分は小細工なしで勝つことを決めているので今夜はゆっくり体を休めて油断せずに頑張る」と気を引き締めていた。
114期の新鋭・村松修二(24=広島)が、デビュー初優出を決めた。 「丸亀は相性がいいし、エンジンも良かった。優出は年内に決めたかったし、本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。 今節は114期を引っ張る、松尾拓(27=三重)と同じあっ旋になったことも刺激になった。「学校時代から松尾さんが抜けていた。とにかく追いつけ追い越せですね」。 優勝戦も機力の後押しを武器に見せ場をつくる。
本紙競馬評論家の佐藤哲三氏(45)が、予想トークショーに登場した。9Rの予想に加えて、29日のSGチャレンジC(芦屋)優勝戦も予想。「今年、優勝慣れしている1枠の笠原選手が軸ですね。エンジンの出ている守田選手は4カドで怖いけど、3着までかな」。(1)流し(4)を中心に“勝利の哲学”を展開したが、結果は果たして…。
準優12Rは石野貴之(33=大阪)が、自力含みで攻めた山崎智也(41=群馬)、差しに構えた守田俊介(40=滋賀)を制して逃げ切った。 前回SG浜名湖ダービー(優出6着)に続いて優出した。 石野は今年2月の当地周年を制しており、相性の良さをいかして優勝を狙う。2着には守田が入線した。
地元のエース魚谷智之(40=兵庫)が登場。相棒の63号機は複勝率22・7%の平凡機。「いいエンジンを引かないね」と苦笑いを浮かべた。 それでもスタート練習では、遅れることなくまずまずの動きを見せた。「ずり下がることはなかった。自分の形に調整して頑張ります」。地元の調整はお手のもの。レース本番までに底上げをさせて巧腕を発揮する。
準優11Rは連覇が懸かる太田和美(42=大阪)が気迫の逃げ切りで優出を決めた。 インから1艇身のスタートをバチッと決めて先マイに成功。辻栄蔵(40=広島)が4カドからまくり差しで2着をキープした。ともにグランプリ出場は当確だが、賞金を上積みしてベスト6入りに挑む。
天田裕輝が競輪祭のリベンジだ。前場所のG1は準決で平原康多-武田豊樹の前を任されたが、内を突いた天田と後位の連結が外れて6着に終わった。「競輪の難しさを勉強させてもらった」。決勝翌日に追加配分の連絡が入った。中3日の強行日程も「気持ちを切り替えて臨む」と即決した。 メーンの初日特選12Rでは地元後閑信一の前で自力勝負を宣言した。細切れ戦で2車。別線の自力型は吉本卓仁、片寄雄己、守沢太志と同型がそろった。「任せてもらった以上はワンツーが決まるように戦う」。G1の悪夢を一掃する。
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