＜玉野競輪：ガールズケイリン＞◇Ｆ２◇最終日◇２６日 ミッドナイト競輪６Ｒで行われた決勝は、高木真備（２１＝東京）が逃げ切り、４場所連続の完全優勝を飾った。 打鐘を過ぎて増茂るるこが先行態勢。しんがり７番手に置かれていた高木は、最終ホームから単騎で豪快にカマして主導権を奪った。中団から石井寛子－中村由香里が切り替えて高木を追ったが離れ気味。そのまま高木が後続を完封、快勝した。 これで高木は３場所前の高知・予選１から破竹の１２連勝。２着には石井、３着には中村が流れ込んだ。

１５年度ＪＫＡ表彰でＭＶＰに輝いた中村雅人（３４＝船橋）が、今年初優勝を狙って出陣する。 年明けは２節に出場し、準決まではすべて１着だが、優勝戦は浜松２着、船橋４着。「エンジンは少し合っていない感じ。ヘッド周りを調整して、より良くしたい」と満足はしていない。地元のＧ２だけに、ぜひとも優勝がほしい。「合わせ直して、タイヤもいいのを見つけたい」と意欲満々に語る。初日は、船橋所属のトップ選手が激突する１２Ｒに登場。ＭＶＰの底力を見せたいところだ。

内田貴士（３７＝静岡）が前検日の感触に関して合格点を付けた。 瀬尾達也と並んで前検１番時計をマークした。「ペラをたたいた。足合わせでも、班の中でも伸びは少し良かった。まだしっくりはしていないけど、前検日としてはまずまずですね」と笑顔で手応えを口にした。伸びを生かしたパワフルな走りに注目だ。

土山卓也（２９＝福井）が２日目連勝で予選トップ通過を果たした。後半１２Ｒは５枠から３コースに動いて、１Ｍはまくり差し。インの大嶋一也を撃破した。「出足寄りで感触はいいです。乗り心地も悪くないし、中堅上位はある」と舟足にはまずまずの手応え。準優１０Ｒもイン主張して逃走に出る。

松本晶恵（２８＝群馬）が早くも４５号機に手応えをつかんだ。「伸びは悪くないし、スタートも決めやすかった。前検としては合格」と納得の表情を浮かべた。 初日３、１１Ｒは４、１枠。いずれも自力勝負が見込める。「いいエンジンを引くし、好きです」と公言する水面で、いち早く好調の波に乗る。

今井美亜（２５＝福井）が非常識なフライングのため、即日帰郷となった。 準優入りへ１着条件だった９Ｒ、２コースからコンマ０９の勇み足を切った。内規違反（非常識なフライング）により、即日帰郷の処分が下った。

山本浩次（４２＝岡山）が、５連勝で予選トップ通過を決めた。 ８Ｒは２番差しで伸び切り、１２Ｒはインから踏ん張った。「４日目１２Ｒはかかってターンできた。３日目よりは良かったと思う」。５日目の準優１２Ｒは１枠で登場。ファイナル１枠取りへ、逃げに徹する。

今村暢孝（５１＝福岡）は準優１０Ｒで得意のイン戦ながら２着に甘んじた。 「仕方ない。足は塩田（北斗）選手と同じぐらいかな。優出メンバーなら変わらないと思うよ」と悔しい表情を見せた。 優勝戦は４号艇となった。「進入？　自分のスタイルで行くよ」と１つでも内を意識する。１号艇の前本泰和（４３＝広島）にコース取りから重圧をかけていく。

稲垣裕之（３８＝京都）が、２角３番手まくりで１着。１４年１２月の松戸以来となる５度目のＧ３優勝を飾った。 レースは新鋭吉田拓矢が先制。松岡健介に任せた稲垣は松岡不発とみるや３番手へスイッチ。後方から近藤隆司がまくって出たが、合わせるような格好で２角スパート。近藤とのもがき合いを制して押し切った。２着に吉本卓仁、３着には山賀雅仁が入った。 払戻金は、２車単（３）（５）２２７０円、３連単（３）（５）（７）２万３６８０円。 （注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）

今村豊（５４＝山口）が初日１２Ｒのドリーム戦を制した。インからきっちりと押し切って「最悪の状態は脱した」と前検よりは手応えも上昇している。ただ、まだ納得の足ではないようで、今後も調整を続ける予定だ。

馬袋義則（４３＝兵庫）が予選最終日を２、１着にまとめ、３日目まで得点率トップタイで並んでいた作間章を押さえて首位通過を決めた。 「伸びは付かないけど、出足や回り足はしっかりしている。スタートを決めて準優１２Ｒは逃げたい」。前半３Ｒもポイントを稼いで、優勝戦１号艇に照準を合わせる。

初日は３、４着と不発に終わった鈴木茂正（５０＝東京）だが、エンジンは悪くない。 「乗りやすかったし、まあまあだね。回ってからの中間速が良くて、人によっては伸びるよ」と手応えをつかむ。スタートに関しても「ばっちりだね。スタートが届くってことは、エンジンがいいんだよ」。２日目は外枠２走となったが、展開を突く足は十分にある。

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自分でもビックリ？　山内卓也（３８＝愛知）が、年をまたいでの２場所連続優勝を決め、意気揚々と西武園に乗り込んできた。 年末のグランプリシリーズ「寺内大吉杯」で竹内雄作を差し切り優勝。１３年の松阪Ｇ３以来、２年ぶりの優勝を飾った。すると、年明けの大垣で完全優勝を決めた。「流れがいいのもあるけど、ここ数年がなんだったんだろうって思うよね。１年に１回優勝するのがやっとだったのに…」と苦笑い。「でも、大事なのは３月と５月。油断はしてません。計画的に練習した中で出た結果なので」。日本選手権を照準に合わせてトレーニング中だ。初日特選は４分戦の細切れ。「順番が来れば先行する選手ばかり。位置は決めずに流れを見ていく」。絶好調男のレースの読みに注目だ。

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和歌山Ｇ３を制したばかりの郡司浩平（２５＝神奈川）が参戦。Ｖ戦線を引っ張る。直前には来月のＧ１全日本選抜も見据え、沖縄に出向き、５日間の合宿を張ったという。「Ｇ３をひとつ勝つことが目標だった。それを達成したので、次はＧ１、Ｇ２で決勝に乗りたい」と新たな目標へ向け、エネルギーがみなぎっていた。今回で弾みを付けて、Ｇ１参戦となるか。

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平成２８年１月２６日、安倍総理は、都内で開催された「ＴＨＩＮＫ ＮＯＷ ハンセン病 -グローバル・アピール２０１６-」に出席しました。

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吉田拓矢が４日制Ｇ３で史上最年少の優勝を狙う。 準決は打鐘から吉田敏洋と壮絶なもがき合いの末にマーク武田豊樹の指示で吉田敏の番手に入った。「武田さんに入れてもらったが自分だけになった」。口元を引き締めたが最終２角から番手まくりで２着。昨年１２月のＳ級デビュー京王閣Ｇ３（決勝２着）に続くＧ３決勝だ。１１年１月の立川Ｇ３を初制覇した深谷知広が２１歳４日と史上最年少。吉田が初Ｖなら２０歳８カ月と１９日で記録を塗り替える。パワー全開で駆ければ輪界待望の新星誕生だ。

オートレースを統括するＪＫＡは２５日、１５年表彰選手を発表した。 最優秀選手賞は１５連勝＆８４勝の年間最多勝利の記録を樹立するなど年間を通して活躍した中村雅人（船橋）が選ばれた。その他の表彰選手は次の通り。表彰式は２月２９日に都内のホテルで行われる。 ▽優秀選手賞　青山周平（船橋）浦田信輔（飯塚）金子大輔（浜松）▽特別賞　益春菜（川口）全日本オートレース選手会船橋支部▽通算勝利記録選手賞（１０００勝）　岡部聡（山陽）

上田洋平が、エンジン複勝率４９％の１７号機をゲットした。 「（前走地の桐生で）フライングを切ったあとに、いいエンジンを引く。いつもこんな感じなんですよ」と波に乗り切れない現状を嘆く。それでも前検の特訓練習が終わると「いいですね。スタートしてからの足が良かった」と手応えはばっちり。同班の選手からも「足が違う」と驚きの声が出ていた。エース機のパワーを信じて、初日から全開の走りを見せる。

寺田祥が好調２９号機を手に入れた。 前回使用者の三宅健太をはじめ、伸び型に仕上がることが多かったエンジンだが「伸びもいいけど、むしろ回り足の方が良くてレースしやすそうな感じでしたよ」と実戦向きの手応えだ。前走の尼崎周年では惜しくも予選敗退となったが、今回は地元戦だけに「失敗しないように集中してやるだけ」と気合も十分。まずはベスト１８入りを目指す。

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