篠崎元志(29=福岡)が快パワーを味方に準優11Rをあっさり逃げ切り、優勝戦1号艇をつかんだ。 丸亀といえば、13年のSGメモリアル優勝戦でフライングを切った苦い経験もある。「その時のことがあったので、特別な気持ちで今節は丸亀に来ています。返したい気持ちはある」と強い決意を胸に優勝戦に挑む。
木暮安由(30=群馬)が連日、軽快な動きを披露している。2日目優秀も南修二の強烈なブロックを浴びながら、ホームからまくって好調をアピールした。 「外並走でも踏めているから大丈夫です」と自信の笑みだ。昨年12月の地元完全Vを皮切りに今年に入って伊東、大宮でも完全Vと勢いに乗っている。「体調もいいし、セッティング、フォームすべてがかみ合っている」。準決11Rは城幸弘を目標にワイドな立ち回りで突破する。
秋元哲(27=埼玉)が4コースからまくり差しを決め、今年2回目の優勝を飾った。 「スタートは勘通りいけた。1Mは予想してない展開だった。ターンミスしたけど、うまく抜け出せた」と話した。2着に市橋卓士、3着は山本隆幸が入った。
好事魔多し-。徳山周年、中国地区選とG1連続優勝で乗り込んで来た谷村一哉(37=山口)だったが、9Rで転覆。後半12Rを欠場し、途中帰郷となった。 谷村が欠場した2日目12Rでは2艇フライング。アクシデントが次々と発生しており、Vの行方は混沌(こんとん)としてきた。
元ガールズケイリン1期生で、ボクシング転向のため19日付で引退した島野(旧姓中山)麗敏(33)さんが21日、神奈川・平塚市内で行われた湘南交流戦大会に出場。2回判定勝ちでデビュー戦を飾った。 試合決定からわずか10日間で7キロもの減量に成功。序盤は相手の動きに翻弄(ほんろう)され、1回のラスト30秒からは手が止まるシーンもあった。だが、2回の立ち上がりに左ストレートがきれいに入ると、形勢が逆転。相手の動きが止まったところを力の入った有効打を打ち込み、判定勝ちに持ち込んだ。 島野さんは「日本代表として頑張りました。でも、『まだまだ』って言われたし、もっと試合がうまくならないと。最後の3日は絶食したけど、ここで負けるわけにはいかないと思って。ジムにもパワーマックスがあるし、自転車も役に立っていますよ。これからも東京五輪を目指して頑張ります」と笑顔だった。
ベテラン上田隆章が9Rで3コースからまくって、今節初白星を挙げた。 1回乗りで本体整備にじっくり時間をかけ「いろいろやった」。それでも「展示タイムは悪いしそんなに良くなってない」と感じていた。それをカバーするため全速スタートで攻めたことが奏功した。「足の手応えはそう良くないんだけど勝って気分が良くなったのが一番かな」と笑顔。3日目以降もベテランのさばきに注目したい。
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