森岡満郎(40=岡山)が「夜男」ぶりを見せつけて優出を決めた。 準優9Rは、6コースから展開を突き、道中逆転で2着を奪った。「日に日にレース足は良くなってますね。今なら、どのコースでも展開は突けますね」と自信の表情を見せた。ナイター巧者を集めた今節のメンバーでも、昨年1年間のナイター勝率は8・00と断トツ。優勝戦は6枠だが、目の離せない存在となってきた。
藤崎小百合(32=福岡)が勢いに乗ってきた。2日目は鮮やかに連勝をマークし、開幕から無傷の連勝を3に伸ばした。 「スタートが分かっていない。これからペラもいろいろと試したい」と慎重に課題を口にするが「勝つことができたし、バランスが取れているのかな。普通はあると思います」と最後は自分に言い聞かせるように話した。
在校1位の鈴木奈央(19=静岡)がナショナルチームのプライドにかけて卒記女王をつかむ。予選1回戦は「ちょっと消極的すぎた」と、逃げた中嶋里美を追い上げる展開から、2着スタート。「気持ちを切り替えた」と口元を引き締めた同2、3回戦は、いずれも先行逃げ切りと実力をアピールした。「地元出身なのでしっかりと」。東京五輪を狙う脚力を披露する。
豪華メンバーがそろった初日特選11Rは、佐藤友和(33=岩手)が番手まくりで制した。好調佐藤和也の先行に乗り、まくってきた深谷知広と3角で壮絶なつばぜり合いを演じると、シビアに前に踏んで勝機をつかんだ。「和也さんが強かったですね。自分もイエローラインくらいに(深谷を)持っていったけど、止まりそうになかったので踏ませてもらいました」と、佐藤和也の頑張りに感謝しきりだった。 前回の名古屋G1日本選手権(ダービー)では自力で1着をつかむなど、長かった低迷を脱しつつある。「ダービーでは自力で1着も取れたし、このままの感じで良くなればG1も取れると思うので」と、持ち前のビッグマウスも取り戻しつつある。準決11Rは再度深谷知広との対戦。再び深谷撃破なるか。
大平誉史明(46=大阪)が予選トップ→準優逃げ切りの王道を歩み、優勝戦の1枠を手にした。 ベテランの手腕で出足、回り足は完調に仕上げた。「スタートは頑張って行く」と宣言。前回の住之江優勝は05年8月の摂河泉までさかのぼる。10年7カ月ぶりの地元優勝へ集中する。
地元のエース稲川翔(31=大阪)が、初日特選11Rを山田久徳の逃げに乗って快勝。今年初勝利を飾った。 「自分のことより(山田)久徳が強かった」と鎖骨骨折の欠場明けながら、鋭いダッシュで先手をつかんだ山田への感謝の言葉が出た。「(山賀雅仁の)まくりを最後はブロックできたけど、一発で決めなければだめですね」。そう反省しながらも「僕も地元だし気持ちが入りますよ」。準決11Rでは再度山田マークから連勝を狙う。
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地元期待の西村光太(30=三重)は予選9Rで鐘後先行。山口泰生にはかわされたものの2着に逃げ粘った。出走表の決まり手にはバック1本しかなかったが「いつでも600メートル駆けるつもりで練習している。そりゃ、(自力は)短い方がいいけど、長い距離も踏めないわけじゃない」としてやったりの表情だ。 ただ、人気は自身の押し切りから売れており「オッズに応えられなかったことは、お客さんに申し訳なかった」と反省する。準決では、そこまで人気になりそうにないが「それはそれで、穴党に喜んでもらいます(苦笑)」。前回、福井F1で優勝を飾っており、連覇を狙う西村にとっては準決も突破して当然の関門だ。
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新田祐大(30=福島)が強烈まくりでV。新田のG3優勝は昨年10月向日町以来、通算6度目。2着はマークを死守した永沢剛、3着は内を伸びた牛山貴広が入った。 レースは新田-永沢、古性優作-稲垣裕之-中村一将、河村雅章-武田豊樹-神山雄一郎-牛山の隊列。赤板前から河村が踏み上げ、打鐘の5番手は外で古性、内で新田ラインが並走。ホームで古性が関東勢に並びかけるが、すぐに武田が番手まくり。最終バックで稲垣が切り替え自力チェンジ。武田、稲垣のもがき合いになるが、7番手にいた新田が3角から一気にまくり切った。 新田は「前回名古屋(日本選手権)の反省を踏まえて、踏んだ。武田さんを抜いた後、永沢君の姿が見えたんでワンツーを確信した」と振り返った。「次は5月の静岡ダービー、最後はグランプリ制覇」と目標に向けてまい進する。【秋山正則】
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