12Rで優勝戦が行われ、1号艇の原田幸哉(41=愛知)がきっちり逃げて期待に応えた。 レースはカド3コースを選択した西山貴浩が握って攻めたが、原田が寄せ付けずインから押し切った。2着には西山が入り、2M小回りで浮上した赤岩善生が3着に入った。 原田の優勝は1月のG1下関周年に続き、今年2度目。
岡村仁(33=大阪)は、ほろ苦い予選トップ通過になった。 予選ラストの8R、3コースからコンマ07まで踏み込んだが、4カドから01で仕掛けた下田哲也にまくられ、3着に敗退。オール2連対がストップした。 「1日通して調整が難しかった。何かが違っていた。準優はしっかり調整を合わせていきたい」。かぶとの緒を締め直し、準優11Rはインの仕掛けに集中する。
宮迫暢彦(48=大阪)が得点率15位で、3日目は準優勝負駆けだ。 初日の外枠2走は前回当地Vを飾った『大外専科』沢大介のチルト3度仕様で3、2着。2日目はノーマル仕様のチルトマイナス0・5度に下げて4着。 それでも「行き足から伸びは良かった。起こしも悪くなく自分向き」とどちらのペラ仕様でも14号機は引き続き好気配だ。 準優ボーダーを7・00とみると2走16点が必要。3日目は7R2枠&10R1枠と、予選突破におあつらえ向きの内枠デー。 「チルト3度のペラゲージは取ってあるし、ここ一番、外枠になれば、その仕様でいくことも考えたい。まずはしっかり予選を通過できるように」。内枠2走の勝負駆けへ気合を入れ直した。
野添貴裕(44=大阪)が初日連勝を飾った。後半12Rは2コースからのツケマイでイン佐々木康幸を撃破。3連単9万円台の高配当を演出した。「ターンの出口がいいし、行き足もいい」と舟足にも手応えあり。2日目9、12Rの2走で予選首位通過を目指す。
今節の主役はSG7勝、G1・16勝の太田和美(44=大阪)だ。タッグを組む44号機は複勝率14・6%のワースト機。だが、太田に慌てる様子はなかった。「自分のはワーストですけど、(低調機シリーズで)みんなも悪いからね。普通はありますよ。ちょっとずつ良くしていきたい」。多摩川はG1で3節連続優出中と相性は悪くない。「ずっと、多摩川ではいいエンジンを引いていたからね。今節はその分がきちゃったかな(笑い)」。笑顔を見せてワースト機という戦前の不安を一掃させた。初日から貫禄の走りで1着を積み重ねていく。
【10R:準決・決断】 優秀は吉田のパワーに屈した原田がスピードまくりで巻き返す。地元三宅が続いて本線だ。対する早坂も踏み出しのスピードは抜群。後位は斎藤と神山の競りになるだけに、早坂の仕掛けに付けきれるか。 佐藤 山賀さん任せ。 原田 吉田(拓矢)君は若いだけあって強かった。三宅さんが付くし自力で。 神山 自力では無理なので早坂さんの番手勝負に。 斎藤 初日同様に早坂君をマークする。 三宅 (竹内)翼が強かった。原田君をマーク。 大木 南関の3番手。 早坂 もちろん自力で。 武藤 足に余裕があったので外を伸びられた。神山さんに任せます。 山賀 自力勝負する。
桜本あゆみが大外から勝負強さを発揮する。 予選ラストの4日目1R、2コース差しで今節初白星。1着勝負をものにして、準優10Rの6枠を手にした。「1着勝負は分かっていた。4日目が一番乗りやすくて、バランスが取れてきた。勝負のときは、スタートを行きたい」。手応えは深まりつつある。ダッシュからの俊敏ターンは真骨頂。外からスピードで挑む。
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