準決の落車多発は思わぬところに飛び火した。 4日目で帰郷となっていた吉田敏洋は自身の1R終了後、自転車をたたんで荷造りも終えた。Uターンラッシュのなか、何とか常磐線の指定席券も確保した。後は準決の中部勢のレースを見届けて帰るばかり。 ところが、欠場者が続発して、急きょ最終日の出走が確定した。あわてて荷造りをほどいて、自転車を組み立てる。吉田は「1回、気持ちが切れたけど、奮い立たせようと自分に言い聞かせている。もともと4走するつもりできたし、頑張ります」と苦笑交じりに話した。
大久保花梨(19=福岡)が連日強烈パワーをアピールしている。 それでも本人はまだ満足することなく「トップスピードの持続がまだ足りない。踏み上がっていないです」と課題を口にする。内容的には申し分ないが「師匠(藤田剣次)の目があるので、まだまだ力を付けていかないと」と自らのハードルを高く掲げている。 決勝は強力自力ライバルがそろったが「自分を信じて頑張るだけ」と初V達成に燃える。
篠原俊夫(56=香川)が、9Rで波乱の立役者となった。6枠で前付けに出たが他艇も譲らず、回り直して単騎ガマシとなった。それでも、エース18号機のパワーを駆使して1Mを割り差すと、バックで一気に先頭に立ち1着をもぎとった。最初は「足はわからん。乗りづらさもある」と話していたがVTRを見て「やっぱり出とるな」とニヤリ。2日目を終えてオール2連対とベテランが久々に存在感を示している。
永井大介(40=川口)は昨年、9年連続SG制覇を達成できなかった。ダブルグランドスラマーには不本意な成績だっただけに、この大会に懸ける思いは熱い。準決9Rは外からカマして3番手スタート。1周3角で2番手に上がり、4周1角で抜け出して快勝した。「1、2角の立ち上がりで跳ねてペースが上がらない」。跳ね対策でタイヤを当てて、クラッチに手を入れてスタートを攻めていく。
8R発売中に元JRA女性騎手だった細江純子さんとJRAの吉田隼人騎手がトークショーを行った。 細江さんは4年ぶり、吉田騎手は初のオートレース場への来場。2人はトークショー前に伊勢崎オートレース場の選手ロッカー見学に訪れたそうで、遠藤誠のマシンにまたがらせてもらった吉田は「ハンドルが曲がっているし、すごいマシンですね。バイク好きで今年大型免許も取ったので、貴重な体験をさせてもらいました。走路も走ってみたい」とオートレースに興味を持った様子で笑顔もみせた。 細江さんも高橋貢と談笑した際に「オートレースって調整力が大事で、競馬でいえば調教師と騎手が一体になっているようなものなんですよ」と教えてもらったことを明かした。選手ロッカーの印象を「競馬の厩舎1つ1つの馬房みたいなんですね」と、元ジョッキーらしい視点でロッカー見学の印象を話し、詰めかけたファンから拍手を受けていた。
平成29年8月14日、安倍総理は、総理大臣官邸で島根・広島・愛媛・高知各県知事からの北朝鮮の動向に関する申入れを受けました。
優勝戦は1番人気を背負った魚谷智之(41=兵庫)が、イン速攻を決めて今年2回目の優勝。「オール兵庫」3連覇を達成、同タイトルは通算9回目の優勝となった。2着には芝田浩治(45=兵庫)、3着は松本勝也(45=兵庫)が入線した。 地元の大黒柱として貫禄を示した魚谷。「兵庫の選手であれば誰でも取りたいタイトル。光栄です」。今年後半戦に向けて弾みをつけた。次走は、22日から若松で行われるSGメモリアルに出場する。
ボートレースでは珍しい単勝万舟券が飛び出した。 9R2号艇の神田達也(31=愛知)はフライング2本持ち。1号艇の渡辺英児が人気を独占していて、単勝売り上げ172票中158票を占めていた。 その渡辺が1Mで神田に差され、的中1票の単勝2が1万2900円の配当。単勝は万舟券は今年に入り全国で15例目。多摩川では昨年6月以来のこととなった。その主役となった神田は「自分でも勝てるとは思わなかった」と驚いていた。 ※配当金などは施行者発表のものと照合してください。
ビッグ初Vを狙った児玉碧衣(22=福岡)の挑戦はまたも失敗に終わった。 ファン投票1位で1番車をもらった。しかし、そのメリットを生かせずスタートで5番手になった。「奥井(迪)さんが前を取ったことも想定外で、あれっ? って感じ」。後方のまままくり不発に終わった伊東ガールズケイリンフェスティバル決勝も頭をよぎった。「同じ失敗は駄目と思って仕掛けたけど、伊東と違って400だし直線も長い。そう考えればもっと別の仕掛けがあったかも…」。 レースは打鐘で飛び出したものの、小林優香にまくられて6着ゴール。しかし、あきらめるわけにはいかない。「何回も踏める足を付けることが必要だと思ったし、帰ってまた練習します」とリベンジに燃えた。
前ランク1位、青山周平(32=伊勢崎)の完全復活は目前だ。「オレに任せろ」の天野保彦は、4日目10Rで中心に推奨。3日目11Rは2着止まりだったが、初日、2日目は1着でオール連対の内容を評価する。一時のスランプからは脱し、マシンの状態は良好とみる。妥協を許さない調整を行い、優勝戦進出だ。 8枠からすぐに4番手を奪った青山が、懸命に前団を追い掛ける。5周3角で2番手へ上がったが、三浦康平をかわすことはできず、2着でゴールした。「タイヤが滑ったし、重さもあった」。2日目終了後のセット調整が、裏目に出た印象だ。 初日、2日目のレースぶりは力強く、3日目までオール連対は1人だけ。立て直しに成功すれば、エンジンは十分勝負になるレベルだ。SGは現在、8開催連続で優出中。出場23回のうち、実に18回で優出している。安定感は最右翼だ。 調整にはストイックに臨む。SS王座開催中の昨年12月29日には、史上最
千葉競輪のガールズケイリン決勝が13日に行われ、112期の吉村早耶香(20=静岡)が最終2角まくりで初優勝を飾った。 レースは打鐘で黒河内由実が押さえると、土屋珠里が先行態勢に入った。この3番手に付けた吉村は2角からまくって後続を振り切った。2着は増茂るるこ、3着は山本知佳が入った。
【木村重成:キムジューのFA宣言太いの当てる!!】 SGの準決は、2着以内を目指した激しいバトルが繰り広げられる。8周回に増えるだけに、実績と好走歴の多さが決め手になるとみている。 ◆9R 永井は当地の08年オートレースグランプリが初SG制覇。その08年から昨年まで、この大会の準決には8回出走しているがアクシデントによる落車を余儀なくされた12年飯塚大会以外は3勝2着4回と見事な成績でファイナルへ進出し続けている。ここも持ち味のスピードを発揮し押し切る。(7)-(1)(2)(4)-(1)(2)(4)(8)。 ◆11R 高橋は、08年以降、地元の伊勢崎で行われたオートグランプリ準決に5回出走しているが1、2、2、1、2着とこちらもきっちり準決をクリアし続けている。もちろん、人気を集めるだけに買い目を絞る。相手を佐藤とみて、(8)-(3)-(6)(2)(7)の3点で勝負。
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