昨年7度の優勝を飾り、SGクラシック出場を決めた稲田浩二(33=兵庫)が、好調を持続して堂々の参戦だ。引いたエンジンはここまで機歴実績の乏しい32号機。それでも「自分の形にペラをたたいて、普通はあったし、乗れる感じはあった」とまずまずの感触。12Rドリーム戦は、1枠と絶好枠から自慢のスタートで必勝態勢を敷く。
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年始恒例の「紅白餅まき」が、午前10時から走路内で行われ、ファンを楽しませた。 4R以降に出走の選手72人が、走路内から合計約700個をスタンドに投げ入れた。好きな選手の前に陣取るファンが多く、田中茂が投げたもちをゲットした50代の男性は「幸先がいい。レースも頑張って欲しい」と笑顔で語っていた。
SS王座決定戦を制した荒尾聡(36=飯塚)が、6R発売中に優勝報告会に臨み、ファンを沸かせた。 8周3角で青山周平をさばいたシーンを振り返り、「(鈴木)圭一郎が来たら青山は外へ行くと思って。腹黒さが出ましたね」と語るとファンから大歓声。 今回の地元SGに関しては「ゴルフと同じでバーディーの後が大事」と趣味に例えて意気込みを語った。初日12Rを快勝し、まずは順調な滑り出し。2日目は9R。連勝で再度、ファンを喜ばせる。
久々の地元戦に臨む岩本純(36=岡山)。予選のメインとなる6Rは後輩の野崎将史を目標としての登場だ。 「前回野崎と連係したときは全然駄目だった。でもここで下手なレースはできない」。多くを語らないが闘志は伝わってくる。タテ足兼備の強みを生かす手もある。地元の主役として、責任を果たすのみだ。
高橋雅之(35=千葉)が強襲Vへ自信ありだ。 初日特選、準決と本線の3番手回りから、いずれも伸びて2着。競走得点102点超の底力を見せた。決勝10Rは地元トリオと別線、金川光浩と平田徹に任されライン3車の先頭で戦う。「オレにラインができるなんて、いつ以来だろ?」と照れながらも「性格上、いい位置をキープしてそのままってことはない」。最終周回での自力発動をイメージして挑む。
初の特選スタートなった谷口友真(28=大阪)に余裕の表情がうかがえる。「特選はやっぱり気持ちがいいですね。思い切り力を出し切れるし、次につながるレースができる」と先行策に意欲を燃やす。昨年1年間は予選スタートながら前期、後期ともに競走得点90点台をマーク、安定した成績を残してきた。「前期はあと1歩でS級点を逃したんです。あとは9連勝でS級を取るしかないですね」と笑った。初日特選も押し切りを目指し、まずは1勝だ。
地元の野田祥子(37=長崎)がエース68号機を手に入れた。 夢の初優勝へ、「第1関門はクリアしましたね」とにっこりだった。ただ、スタート練習から引き上げてくると「思ったほどじゃない。これではもろ手を上げては喜べない」と渋い表情に変わった。「レースしてからですね」。エース機は本番でパワーを発揮するか、初日2、8Rに注目だ。
現役引退を表明した後閑信一選手(47=東京)の引退セレモニーが6日、立川競輪場で行われた。 黒いスーツ姿で現れた後閑が「G1を狙うには足が足りないと感じ、急でしたが引退を決めました」と言うと、集まった大勢のファンからは「ご苦労さん」、「お疲れさま」という熱い声援が飛んだ。そして「(立川ではダービーの決勝や、(KEIRIN)グランプリに乗り、(97年の)グランプリでは同期の吉岡(稔真)君を転ばして失格してしまいました。あのときにファンの皆様におしかりを受け、少しでも(迷惑をかけた分を)返したいと、命を懸けてここまでやってきました。すべて皆様の期待と声援のおかげです。今後は評論や解説などで競輪を盛り上げていきたいと思います」と第2の人生もバンクにささげることを誓った
【天野保彦のオレに任せろ】 旬な男がSG連続優勝に向け発進する。「オレに任せろ」の天野保彦は、初日12Rの主役に荒尾聡(36=飯塚)を指名する。SS王座決定戦を制し、10年ぶりのSG戴冠。マシンの状態は引き続いて良く、1着発進でVへ弾みをつける。 荒尾が今節の顔になっている。初日12Rの8枠。鈴木圭一郎の定番を奪った。「SSを取ったので、逆に気が引き締まる」。前検日には、今まで以上に多い記者に取り囲まれた。「セットでしっかり合わせたい」。真剣な表情でエンジンの音を確かめた。 マシンは高いレベルで安定している。きっかけとなったのは、17年11~12月の地元戦。新品クランクに換えた後、状態が急上昇した。「伸びるようになった。僕がいいのは、伸びる時」。伸びに納得すると、下地があるだけに、他の調整もうまくいった。 SS王座決定戦は、仕掛けどころがズバッと決まった。「滑るので、間違えないように冷静に
日本モーターボート競走会は5日、17年優秀選手を発表した。最優秀選手には児島クラシック、住之江グランプリを制した桐生順平(31=埼玉)が初めて選ばれた。最多賞金獲得選手、記者大賞と合わせて、3部門での受賞となった。 また、優秀女子選手には大村クイーンズクライマックスを制した遠藤エミ(29=滋賀)が選ばれた。SG2勝で最優秀選手に準ずる活躍をした石野貴之(35=大阪)、女子勝率1位で優秀女子選手に準ずる活躍をした長嶋万記(36=静岡)が特別賞を受賞した。表彰式典は2月6日、都内のホテルで開催される予定。各賞の表彰選手は次の通り。 ▽最優秀選手 桐生順平▽最優秀新人選手 羽野直也▽最多賞金獲得選手 桐生順平▽最高勝率選手 峰竜太▽最多勝利選手 吉川昭男▽優秀女子選手 遠藤エミ▽記者大賞 桐生順平▽特別賞 石野貴之、長嶋万記。
【海老ちゃんの厳選2本】 ◆11R 大会連覇を狙う鈴木のスピード上位は明らかだ。前節は珍しくシリーズ未勝利に終わったが、オール3着以内と安定感があった。SS王座決定戦では先行して見せ場をつくり、存在感をアピールした。好スタートを切って展開をつくり序盤で勝負を決める。平田は連対候補の筆頭。前節最終日に上がり3秒358の好時計を出して連勝と復調の兆しが見えた。SS王座TR組の若井は的確にさばいて進出する。スタート巧者の五所も連対圏内だ。2連単(8)(3)、(8)(7)、(8)(4)の3点。 ◆10R 地元に戻った浦田が中心。ぶち走路だったSS王座決定戦6着は参考外とみていい。良走路に近いぶちならスピードを生かせる。前節G2格のSSシリーズ戦を優勝した森が2番手。SGウイナーの浜野、内枠を利す柴田が続くが、車券は2連単(8)(6)1点勝負。
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