今垣光太郎(48=福井)がデビュー通算100回目の優勝を狙う。 準優10Rを2コース差しで快勝し「今のは展開ですね」とにっこり。序盤戦はエンジン出しに苦しんだが、優勝に向けてレース足は軽快に仕上がった。「通算100Vは今年中にできればいいですよ(笑い)。足は中の上あるかどうかだけど、回転は合っている」と満足感を口にする。多彩な攻めから目が離せない。
昨年10月に平和島ボートで行われたSG第64回ボートレースダービーを制した深川真二(43=佐賀)の祝勝会が13日、唐津市内のホテルで行われた。佐賀支部の選手を始め、関係者、ファンら約200人が参加して盛大に深川の優勝を祝った。 深川は「みなさんに祝ってもらってありがたいです。今年はフライングを2本切ってしまって長い休みもあるけど、また一から頑張っていきたい」とあいさつ。なお、優勝賞金の一部、100万円を唐津市に寄付した。
G3初参戦のスーパールーキー・南潤(20=和歌山)が、準決11Rを見事な2周先行で大健闘の3着。殊勲の決勝進出を決めた。 「後ろに村上(義弘)さんを付けていたので、自分のことより、村上さんを決勝へ乗せることだけを考えて思い切って仕掛けました。流すところはなくて全開でしたが、村上さんのおかげで粘ることができた」と喜んだ。3番手郡司浩平のまくりを許さなかった強引先行は本物。決勝は三谷竜生-村上とは近畿別線で、先輩の東口善朋を連れて果敢な先行勝負で見せ場を作る。
松田大志郎(30=福岡)が唯一、オール3連対の安定感を見せ、4日間短期シリーズの優勝戦1号艇をゲットした。 平和島は14年10月、16年4月に優出して、いずれも優勝。松田も「本当に相性いいですよね」と笑った。足も伸び中心に仕上がりはいい。平和島3連覇へ、逃走する。
一瀬明が初日後半から3連勝とした。3Rは2M差しで逆転勝利。後半11Rは2コースから差し切った。「エンジンの数字(複勝率30・5%)を考えたら出てる。コーナーで食いつく」。回り足が良化すれば、持ち前のハンドルワークに磨きがかかる。3日目の出番は6R5枠1回走り。4連勝なるか注目だ。
直前の追加も何のその? やる気満々の阿部拓真(27=宮城)が好スタートを切る。 前回静岡で決勝3着。その翌日に追加を受け、中2日だが「いい状態だし大丈夫」ときっぱり言い切った。日本選手権(5月平塚)の選考へボーダー上。「前橋は何度も走り、走りやすいイメージ。まずは予選をしっかり」と好発進を約束した。
昨年は2勝に終わった篠田宗克(48=千葉)が新年初戦で白星スタートを切った。 予選7Rはまくっていった目標の湯浅大輔が塚本和宏のブロックにあうと、その空いた隙をスルスルと抜けてそのまま白星をマークした。「虫の知らせだったのか分からないけど、レース前に前の選手が持っていかれたら内をキメながらいく感じを思い出した」とうれしそうに語った。ようやく状態も上向いてきており、準決9Rも間隙(かんげき)を付いて上位進出を図る。
タレントの内山信二が尼崎ボートに来場。トークショーを行った。10R発売中には本紙担当の北條記者が登場して、予想会も行われた。 内山は3度目の尼崎来場となったが「プライベートで2回、来たことがありますよ。その時は外でも見ました。各場に名物おじさんがいますよね。そういう方にお会いするのも楽しみにしています。舟券は4、5Rで取ることができました。さえてますね」と、満面の笑みを浮かべた。「たぶん芸能界でレースの数は一番購入していると思いますよ」と、話すほど熱心なボートファン。北條記者とも白熱した予想トークを繰り広げていた。
連覇はガッツポーズで!? 昨年、埼玉支部初のSGグランプリ覇者となった桐生順平(31=埼玉)が、6R発売中に優勝報告会を行った。 会場には多くのファンが集まり、「順平~、おめでとう」と声援が送られた。「ボートレーサーになって一番取りたかったタイトル。(レースは)完璧でした」。桐生は充実のレースを振り返った。黄金のヘルメットをかぶった感想は、「金のウォーズマンだった」と自虐コメントで笑わせた。また、ゴールの瞬間に頭を下げたことについては、「ファンに一礼したつもりでしたが、あまり伝わっていないみたい。次は分かりやすくしようかと(笑い)」と、早くもGP連覇を意識してか? 今年の年末はもう少し派手なアクションを予感させた。
高橋竜矢(19=広島)が5日目6Rでデビュー初勝利を挙げた。大外からコンマ03の快ショットを放ち、鮮やかなまくり差しを決めた。「150メートル前で少しアジャストしたけど、そこからは全速。早いと思ったけど思い切って行きました」。 レース後には先輩レーサーにかつがれて水神祭。「2節目まで初勝利は考えてもなかったんですけど、3節目の鳴門でもう少しで1着が取れそうなレースができて。勝てなかったのが悔しかったので、芦屋で絶対勝ってやる、って思ってました。達成できて本当にうれしいです」。121期では沢田尚也に続く2番目の初勝利となった。
【前検リサーチ】 昨年11月以降の勝率は8点超えの森永淳が、初日ドリーム1枠に指名された。「冬場よりは夏場の方が得意なんだけど」と話すが、前走の地元からつでも優勝戦3着と結果を残し徳山に乗り込んできた。 エース級のエンジンが格納され、低調機シリーズ。その中でも上位エンジンは秋山広一に杉江浩明、小川知行が引いたが、いずれも気配が良かった。また、地元の長尾章平も前日まで宮島を走っての転戦だが、2期ぶりのA1復帰に加え、師匠の吉本正昭がペラを仕上げた59号機を引き、やる気満々だ。
【杉森洋一・攻めダルマ】 大阪期待の109期酒井拳蔵は2予6Rで力を出し切れずに6着に敗れた。「上のクラスになると、ひとつの仕掛けミスが致命傷になる。頭の中では分かっているけど、実戦ではまだ反省点ばかりですね」と振り返った。いずれは同郷の古性優作のような自在型レーサーを目指すが、それはまだ先の話。当分はタテ足の強化で実績を積み上げる。「3日目こそ持てる力を出し切りたい」。その意欲を信じたい。 ◆7R 天田が強敵だが、酒井拳が狙いすましたまくりを決める。(5)から(1)(3)(4)(8)(9)の2、3着。
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