姉・石井寛子の欠場で追加参戦した石井貴子(30=東京)が張り切っている。予1・7Rでは、逃げた鈴木美教の番手をキープして2角まくり。優勝した7月高知以来の1着に「たまたま番手に入れて展開が良かった。差し勝負では短い直線で鈴木さんを抜けない。力勝負の方が、勝てると思って仕掛けた」とうなずいた。姉・寛子がガールズケイリンフェスティバルを制した松戸での快走に「姉に代わっての追加なんて初めて。ちゃんと姉の代わりができているでしょ」と手応えをつかんでいた。
真庭明志(34=長崎)が16号機本来のパワーを引き出してきた。 3日目5Rは差して4着いっぱいだったが、行き足は明らかにアップしている。「その分スタートが難しくなってます。勘の修正が必要。でも行き足だけじゃなくてグリップも良くなってますよ」。 準優11Rはマイペースに臨める6枠で登場。予選18位で滑り込んだツキを生かす。
松井繁(48=大阪)が初日12Rのアサヒドリーム1号艇にスタンバイ。駆る52号機は近況上昇エンジンだ。 「悪くない。班(ドリームメンバー)でも出ていく感じ。このままでもレースができる。ペラの微調整。最終調整をします」とスタート特訓でも伸びは光った。王道の走りでまずは白星発進といきたい。
近江翔吾(25=香川)が“森高力”で優勝を狙う。 着用したTシャツには、デカデカと森高一真の顔写真が。「森高さんに下さいと頼んで、もらってきました」と笑顔。8月の丸亀SGメモリアルでは、同じ森高Tシャツを着た片岡雅裕が大奮闘。優出まであと1歩に迫った。「片岡さんも頑張っていたし、自分も」。初日の出番は4R1号艇。同支部の先輩から闘魂を注入され、巧腕に期待がかかる。
羽野直也(23=福岡)がヤングダービー制覇へ熱い胸の内を語った。 11月には地元の芦屋でチャレンジカップが開催されるだけに「地元のSGを走るために、浜名湖に来た。ここで少しでも賞金の上積みをしたい」と熱く意気込みを口にする。ドリーム戦は1号艇での登場だけに「インから逃げることに徹したい」と迷いなく話す。スタートに集中し、気迫の逃走劇を披露する。
喜多那由夏(36=静岡)が初日2着2本と上々の発進だ。 初戦の5Rは「1周1Mでターンマークへ寄り過ぎたかなぁ。もう少しまっすぐ走ってからまくれば良かった」と反省するも、きっちり2着はキープ。 足は「スリット付近とか、回り足はいい感じ。エンジンブレーキも利いてました。ただ、ターン出口から回ってもう少し伸びてくれれば」とさらに上を求める。10Rは「5Rよりはましでしたが、回転の上がりが悪いですね。何か調整は必要です」ときっぱり。 2日目は6R1号艇&12R4号艇の2回乗り。前半6Rは回転の調整をしっかり合わせてきっちり逃げ、12Rはカドから自在に抜け出し、さらなるポイントアップを狙う。
木村武之(41=浜松)が1枠からスタート速攻を決めて完全優勝を果たした。飯塚初Vで史上5人目のG1全場制覇の快挙を達成。G1優勝は16年12月山陽スピード王以来、1年9カ月ぶり通算15回目となった。2着は永井大介、3節連続完全Vを狙った鈴木圭一郎は3着に終わった。 木村が完璧なレースを見せた。03年12月山陽スピード王に続き2回目のG1完全優勝。「全場のレース場で優勝できたことがうれしい」と満面の笑みだ。 勝因は枠番だった。枠番選択順は2番目で1枠をゲット。「1枠か3枠か迷ったけど、自分が優勝する可能性があるとしたら1枠しかなった」。これが奏功。スタートは2枠の鈴木がやや先行したが、内から突っ張ることができた。「車も8周回、よく持ってくれたと思う」。仕上げも良く、鈴木の再三の仕掛けもきっちり封じた。これで今年2回目、通算72回目の優勝。地元浜松で10月4日から行われるSG全日本選抜へ、いい
平原康多(36=埼玉)が冷静な中団確保から外強襲でビッグレース9冠となった。若手の台頭が顕著なシリーズだったが、最後は格とキャリアの差を見せつけた。これで今年の賞金ランキングも3位に上昇し、6年連続9回目のKEIRINグランプリ(GP)出場が当確となった。次の目標は寛仁親王牌(10月5日~、前橋)での今年初G1タイトル奪取だ。 世代交代はまだ早い。平原が歴戦の勇者の意地と誇り、そして実力を示した。 デビュー最短ビッグVを狙う山崎賢人の3番手から、同じく若手の清水裕友が内を突いて鋭く伸びる。だが、その外からひと踏みごとに差を詰め、1/4輪かわしたところがゴールだった。「うれしいですね。ゴール前でも伸びていたし、いけるかな、と。何も考えずにいった方がいいと思って体が反応するように走った。だから落車も避けられたし、足はロスしたけど立て直せた」と無の境地を強調した。 同県の後輩・阿部大樹が言う。「
カウントダウン連載「ROAD TO ヤングダービー」の最終回は「なるほどデータ集」です。注目の浜名湖実績では山田祐也が、優勝2回でトップ。優出回数は武富智亮の4回、1着は磯部誠の31勝、通算勝率は村松修二の8・29が最高だ。 (1)当地実績 山田祐也が優勝2回、村松修二、大上卓人、高野哲史ら7人が優勝1回。優出回数は武富智亮が4回、磯部誠、秋元哲が3回、山田、守屋美穂ら6人が2回で上位。1着回数は磯部が31勝、竹井奈美、高野は27勝、山田が25勝。武富、北野輝季が18勝で続く。通算勝率は村松が8・29と高い数字を残している。 (2)DRの傾向 14年篠崎仁志、15年茅原悠紀、16年桐生順平、17年中田竜太と1号艇が4連勝中。今年の1枠、羽野直也で5連勝なるか。 (3)DRの対戦成績 1号艇の羽野から(2)磯部(3)木下翔太(4)小野生奈(5)仲谷颯仁(6)佐藤翼。過去の先着率トップは木下5
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