入海馨(22=岡山)の勢いが止まらない。4日目3Rは6コースから道中逆転して1着。準優進出戦8Rも逃げ、2日目後半から5連勝となった。 「行き足がいいし伸びも負けることはない。回り足は言うことないです」と機力には胸を張る。 準優は9Rの1枠。ここも逃げ中心だ。
開設62周年記念G1戸田プリムローズ(7~12日)を開催する戸田ボートの関係者が4日、地元の石塚久也選手(37=埼玉)を伴い、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れPRを行った。 ダブルドリームで初日のウインビードリームは峰竜太、2日目のウインクドリームは白井英治が1号艇。 石塚選手は「埼玉勢が活躍しているG1なので、その中に僕も入れるよう頑張ります。そこに合わせて調子を上げていきたい」と抱負を述べた。 ここ2大会は、桐生順平、中田竜太と埼玉勢が連覇している。 埼玉県都市競艇組合の尾島寿参事は「52選手の誰が優勝してもおかしくないほど、強豪がそろいました。女子トップ3ともいえる長嶋万記、遠藤エミ、小野生奈のほか、羽野直也ら人気の若手も注目です」と、熱く語った。 売り上げ目標は50億円。 堀ちえみのスペシャルライブ(8日)など、イベントも連日行われる。
漫画家の蛭子能収氏が、メンバーの選考と枠番を決めた12Rは1号艇の三浦敬太(31=東京)が逃げて人気に応えた。 レース後は「蛭子さんに(緊張して)心臓に悪いと伝えてください」と話したが、逃げを決めて安堵(あんど)した様子だった。 「足は伸びることはないし、全体に普通。合っている感じはしない」と、成績ほどの手応えはなさそう。 それでも勝手知ったる地元水面で、調整は分かっているはず。少しでも足の上積みを求めてペラをたたく。
藤山雅弘(29=大阪)が優勝戦1枠を奪取した。 準優10Rではコンマ11のスタートを決めて豪快に逃げ切った。前半2Rでの差し切り勝ちで、得点率でも1位となった。 「ターン回りがすごくいいし、出足と行き足もいい」と機力は上位だ。 今年3月の戸田一般戦でデビュー初優勝。そのときは4コースからまくった。 デビュー2回目の優勝へ向けて、「優勝戦で1枠は初めて。いい緊張感を味わいたい」と気を引き締めていた。
ファンを呼ぶオープニングレースの1番車は、渡辺雄太(23=静岡)が入った。 6月岸和田高松宮記念杯に続く抜てきに「もう、後輩期もたくさん出てきているのに、そろそろいいでしょう」と苦笑い。 さらに横山尚則(27=茨城)も昨年の小倉競輪祭から宮記念杯、高知共同通信社杯、そして今回と1年で4回目の1Rに「もう、慣れました」とあきらめ顔だ。 一方、109期の佐々木豪(22=愛媛)はデビュー2回目のG1出走とあって「別に気にするほどでは…」と自然体。 共同通信社杯では「優勝して松山に2000万円の土地を買う」と豪語していたが、準決敗退に終わった。 そして、今回は「いい走りをして、母にプレゼントする携帯端末と、持ってくるのを忘れて、前検日に買ったペダル代、合計10万円を稼ぐこと」と、目標がガクッとスケールダウンした。1予でノルマ達成だ。
スタート巧者の篠原睦(41=飯塚)が、本領を発揮してオープニングレースを制した。 初日1Rは大外8枠からカマシを決めて2番手。素早く仕掛けて2周1角で抜け出し、そのまま押し切った。 「エンジンは前節最終日のまま。タイヤが跳ねてしのぐのがいっぱいだった」。前節地元で3勝を挙げてマシンの状態はいい。 2日目2Rは跳ね対策でタイヤをつくり、感触が良くなければセッティングを行う。
【大野義孝のオレに任せろ】 SG第32回全日本選抜オートが開幕する。初日は全レースで予選が行われる。「オレに任せろ」の大野義孝は、12Rに登場する4期連続で全国ランク1位の鈴木圭一郎(23=浜松)を本命に推す。クランク交換で機力を修正する可能性は高い。スピードを発揮して、大会3連覇への第1歩を踏み出す。 ◆12R 最強レーサー鈴木のスピード攻勢に期待する。16年から始まったSGVロード。同年10月の当大会でSG初制覇すると、日本選手権(完全V)、スーパースター、17年オールスターを制し、史上初のSG4連覇の偉業を達成。同年11月には日本選手権を連覇。今年1月は湿走路でのSG制覇は初めてとなる全日本選抜を連覇している。 今年は優勝6回(SG1回、G22回、一般3回)で、5月から13連続優出中。浜松は7連続優出中(3回V)。昨年に続いて、2度目の10連勝と、自己最高の連勝を13に伸ばしている。
【キムジューのFA宣言太いの当てる!!】 SG全日本選抜と好相性なのが藤岡。25、28、29回大会で3回の優出3着。その結果、暮れのスーパースター王座決定戦トライアルへ進出する大きな原動力になった。そして昨年は11月浜松の日本選手権で優出3着してSS王座戦TR出場権を獲得。「この時期の浜松が合う。全日本選抜も相性がいい」と笑みを見せる。直前の川口普通開催は優出5着。「エンジンが良くなってきたから、クラッチをつないだ後の伸びが良くなっている。スタートを行っていい着が取れるように」と好気合だ。 ◆6R ここが初日の勝負レース。藤岡が主導権を握って押し切る。相手も今年のSG3戦の初日が1、2、1着と好成績な柴田。(3)(2)(1)、(3)(2)(4)、(3)(2)(7)、(3)(2)(8)の4点勝負。 ◆9R 中村は昼間開催のSG初日は17年以降、3勝2着1回と好成績。(6)から(8)(3)(4
ハラハラ、ドキドキでも辛うじて先頭を守った。デビュー初優出の四宮与寛(28=徳島)が、イン先マイから地元の佐藤翼の猛追を振り切って初優勝した。佐藤はわずかに及ばず2着。石丸海渡が3着に粘った。 スタートはコンマ10のトップタイミング。1Mの旋回も完璧だった。だが「(1周)2Mで舟が暴れて一気に慌てました。そこからばたばた」とムードが暗転。最終周回では佐藤に1艇身差まで迫られたが、何とか踏ん張った。「失敗してもしっかり押してくれた」と37号機に感謝。レース後は先輩や115期の同期らに水神祭の祝福を受けた。 同期には仲谷颯仁やヤングダービーVの関浩哉がいる。「活躍している同期がいるので追いつけるように頑張ります。今期はA級に上がるのが目標。気を抜かず全力で頑張ります」。今期はA2級昇格が有力なペース。この優勝を弾みに、次走児島以降も着実に同期たちの背中を追う。【窪寺伸行】
ニッカンスポーツ・コムは、前橋競輪G1「第27回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」を配信します。 公開は各開催日の前夜。シリーズ初日の新聞は、今日4日の夜にリリースします。どうぞ、お見逃しなく! ニッカンPDF新聞には、担当記者の予想印(◎○▲☆△)・短評・周回予想が付いた出走メンバー表(G1開催の紙面に掲載しているものと同じ大型サイズ)、選手コメント、そしてニュースや話題の記事など、車券作戦に役立つ情報が満載です。全て無料でダウンロードできる上に、印刷もOKですから手放せません。 レースの検討材料をいち早く手に入れ、じっくり推理できるという必見のコンテンツ、ニッカンPDF新聞。寛仁親王牌の攻略に、ぜひ、ご活用ください。 ※ニッカンPDF新聞は、ページ上部メニューボタンの「PDF新聞」を押すと、無料でダウンロードできます。 ※ニッカンPDF新聞
予選6Rは鮫島康治(36=大阪)が先行で圧勝した。これで8月初戦の京王閣から予選は5連勝。どんどん調子を上げている。 「意外とすんなり駆けられましたね。バンクも特に重いとは感じなかったです」。初日は気温が下がって「重い」と口にする選手が多かったが、鮫島はケロリとした顔だった。 「練習の力をやっとレースで出せるようになった」とレースに慣れたことが今の好成績。初日の走りっぷりを見た限りでは優勝候補の1番手の気がする。
予選4Rは113期の中武三四郎(25=大阪)が樋口瑛土にまくられながら番手にスイッチして差し切り1着。新人らしからぬ、しぶとい走りを見せた。 打鐘で切った中武は、最終HSでたたいてきた伊加哲也を出したのはいただけなかった。 「伊加さんひとりだったので出してもいいかと思ったけど流されて、慌てました」。そこを樋口にまくられたが、そこからの対応はノーミスだった。 「内容はだめでしたね。でも途中からはレースも見えて対応できた」。 7月の当地デビュー戦で大敗した時とはもう別人だ。
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