昨年は1、2班戦で優勝も経験した実力者の早川成矢(42=埼玉)が、1R一般戦を制した。先行1車だった玉村元気の逃げを、鐘4角仕掛けからの痛烈カマシで3角でとらえて押し切った。 今年は鎖骨骨折などで欠場期間も長かったため、5月平塚以来となる約5カ月ぶりの1着。「自然と足が出たね。(成績不振で)このまま終わっちゃうかとも思ったけど、諦めずにやってきて良かった」と安堵(あんど)した。「これをいいきっかけにして、もう1度頑張るよ」と気持ちを引き締めた。
石野貴之(36=大阪)が予選ラストとなった4日目8R、2コースから差しが決まらず5着に敗れた。得点率は5・83となったが、17位に何とか滑り込んだ。 調整が合わず苦戦を強いられたが、「勝負できる足に仕上げる」ときっぱり。準優10Rは6号艇でも単純に大外とはいかない。進入から大いに見せ場を作る腹づもりだ。
佐藤摩弥(26=川口)が12Rで行われた優勝戦で接戦をものにし、益春菜に並び女子最多となる、4回目の優勝を飾った。 優勝戦は永井大介、中村雅人のグランドスラマー2人がそろう豪華メンバー。佐藤は抜群のスタートを決めて2番手につけると、3周4角で逃げる穴見和正をまくって先頭に。その後は執拗(しつよう)に追いすがる藤岡一樹、若井友和を振り切った。 佐藤は「豪華なメンバーだったので、その中で勝てたことは本当にうれしいです。今節換えたクランクが抜群に良く、穴見選手をまくることができました。その後は思い切り走りました」と振り返った。そして「久々の優勝で最高の気持ちです。次のSG日本選手権(川口、31日初日)でも、いいスタートを切って、いいレースを見せられるように頑張ります」と今後の抱負を語った。
負傷の影響を感じさせない、力感あふれる優勝だった。単騎となった賞金ランク4位の村上義弘(44=京都)が単騎まくりを決めて、17年7月小松島以来、4日制G3は通算30度目の優勝となった。 会心のレース運びに、ゴール後は何度もガッツポーズを繰り返した。 「皆さんの声援の後押しで頑張ることができました。ここまでラインに助けられて勝ち上がったし、決勝は力を出し惜しみすることなく走ろうと思っていました。単騎でしたが、前からチャンスを逃さずにいこうと。最後は無我夢中で一瞬の隙を突きました。今年はGPに出場できると思うので、その舞台でしっかりと力を出し切りたい」と話した。 2着は諸橋愛(41=新潟)、3着は成清貴之(44=千葉)。払戻金は2車単(2)-(3)で1630円、3連単は(2)(3)(5)で1万270円。 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
岡田憲行(42=大阪)が、2連勝を飾った。 4R、コンマ09のスタートを決めて逃げ切ると、後半8Rは5コースからまくり差しを決めた。得点率は2位に浮上し「試運転では他と変わらないけど、レースへ行くといい。この辺りの微調整ですね」と冷静に話した。
「おい、面白い話をしてやるから書けよ」 立川競輪場の検車場でいきなり声を掛けてきた選手がいた。秋田のベテラン・坂本毅だ。 坂本毅選手(撮影・栗田文人)聞けば、確かに面白すぎる話なのだが、紙面やネットで公にするのは難しいというか、少々危ない内容(念のため書いておきますが、決して犯罪等に関係する話ではありません)。 8歳も年上の当方に向かって「お前、いつもいろいろ書いてるじゃねえか。ガタガタ言ってねえで、いいから書けよ。第2弾でもっと面白い話もあるけど、聞くか?」って、言葉遣いも何もあったものではない。とはいえ、自分から売り込んできてくれる選手はありがたい。開催終了後ラインを交換して連絡をすると、以下のような写真が多数送られてきた。とても全部を載せるわけにはいかないが…。 プライベートでの坂本毅選手(左)。右は永沢剛選手(坂本選手提供)「俺も(選手として)それほど先が長いわけではないしさ。思い
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中村桃佳(25=香川)が6Rでコンマ02のフライングを切った。 「自分では入ってると思ったけど、風を読み違えたかもしれなかったですね」と肩を落とした。現在女子賞金ランク5位につけるが、11月16日までの福岡ヴィーナスシリーズを出走後、30日のF休み。同20日からのG2芦屋レディースチャレンジCは選出除外となった。
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馬場貴也がアクシデントを乗り越えて予選突破した。3日目2Rは周回展示中の転覆により責任の欠場。「1Rの事故艇の引き波が残っていて、気をつけてはいたんですが…」と原因を語った。 それでも後半10Rは闘志あふれる走りで、先行する池本輝明を2周1M握りマイで逆転した。「G1の勝負駆けのつもりで行きました」。今節は2走目に1分45秒6のレコードタイムをたたきだした。W準優の6、12Rもスピードキングの走りで魅了する。
高倉和士(27=福岡)が初Vを飾った。優勝戦1枠は初めての経験。さすがに緊張感ゼロとはいかなかったが、しっかりとイン速攻で押し切った。激戦となった2番手争いは藤山雅弘が競り勝った。3着は松山将吾。 気迫みなぎるコンマ06のスタート。先マイして、あっという間に後続を引き離す圧勝劇。コーナーでは、やや流れるシーンもあったように、レース後は「リラックスしようと思っていたけど、緊張していましたね」と苦笑いを浮かべた。 現在、A1級への勝負駆け中。「もっと頑張ってA1級に上がりたいですね」と次の三国ルーキーシリーズ、そして月末の福岡で全力を尽くす。 今後の目標について「どのコースからでも勝てる選手になりたい。もっと腕を磨いて、早く上の舞台で走りたい」と目を輝かせた。【渕上知】
竹内翼が、再び輝きを取り戻してきた。 今春は相次ぐ落車の影響で本来の先行力が失われてしまった。「左の腰を打ったんですけど、普段やっていた自分の練習や筋トレができなくなってスピードも出ない。実戦でも自信がないから成績も悪くなって…」。けがが癒えた今は新たな練習も取り入れ「今回はそろそろ優勝したい」と、S級初V(企画レース除く)が視野に入るほど自信も回復。今年4月の函館G3では1予敗退と苦杯を喫した。まずは予選10Rで、今年の借りは今年のうちに返す。
実力者の緑川修平(35=福島)が、予選3Rを鐘4角からの豪快カマシで快勝した。 後ろに付けた木村元信-白川将太の地元両者を連れて、見事に北日本勢の上位独占に貢献した。「後ろを連れ込めたので良かった。それよりも僕の場合、勝負は準決。セッティングを修正して、気持ちで負けない走りをします」。 今期S級から降級後、決勝進出は9月いわき平の1回だけ。実力を発揮して、今期2度目の決勝進出を目指す。
1R一般戦は、113期の新人、曽我圭佑(24=熊本)が初日のうっぷんを晴らすパワフルな走りで、他を千切って圧勝した。「2日目は初日より落ち着いてレースができました」。まずはにっこりと笑顔を見せたが、最終4角、6番手からの快スパートに、マークの先輩礒田義則は付いて行けずワンツー決着はできなかった。「ただ後ろの先輩に迷惑をかけたし、内容的には…。まだまだ勉強する事ばかりです。最後はしっかりと自分らしく勝って帰りたい」。最終日も白星を狙う。
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