デビュー4年目の新山響平（25＝青森）が準決11Rを7番手まくりで制し、通算100勝を達成した。 前場所の12月大垣初日にリーチをかけ、今節の初日特選で2着惜敗した直後のメモリアル達成。さぞかしご満悦かと思ったら、「仕掛けのタイミングを迷って、すんなり出切れなかった。反省します」と口元を引き締めた。競輪学校へ冬季移動して乗り込み、出来に自信があるからこそ内容も求める。決勝11Rは三たび斎藤登志信が番手。初日は気温3度、2日目は1度と冷え込むが、「101勝目を狙う」と熱い口調で2月奈良ブロックセブン以来のV取りを約束した。

市川哲也（50＝広島）が2Mの逆転劇で今年4回目の優勝を飾った。 レースは3カドから藤原啓史朗が仕掛け、市川はインで受け止めたものの、角谷健吾、浜本優一が差してバックへ。2Mは角谷が先に回ったところを市川が角度良く差して決着をつけた。 「スタートは全速で持ったと思ったのに、藤原選手が出てきた。2Mは、もうあれしか考えてなかった」。百戦錬磨のさばきで優勝を引き寄せた。これで通算95回目のV。「なんとか100までは頑張りたいね」と、さわやかな笑顔を見せた。

山崎義明（51＝埼玉）が6Rは4着ながら予選トップ通過を決めた。2日目からの怒濤（どとう）の4連勝が決め手となった。 山崎は「着ほど強力な足ではないよ。それでも展示タイムはいいし、直線の足はいいんだろうね。調整の幅は狭いし、外れれば乗れなくなる。しっかり合わせたいね」。 準優11Rは優勝戦1枠を目指す戦い。重成一人、大谷直弘、野沢大二ら強敵が控えるが、巧腕を駆使して逃げあるのみだ。

中西裕子（34＝埼玉）が、焦りながらも勝負圏に踏みとどまった。 3日目5Rは先まくりから2着に残したものの、スタートはフライングすれすれのコンマ00。レース後は「セーフ」と笑い、両手を広げた。機力は「やっぱり乗りにくい」と首をかしげた。それでも1号機の素性はいい部類で、プロペラさえかみ合えば伸びしろは見込める。タッチスタートで残ったツキも味方に、2走17点条件の勝負駆けに臨む。

準決12Rで竹内雄作の番手から2着に食い込んだ吉田敏洋（39＝愛知）は、まるで自分で2周先行したような疲労度だった。 「雄作には『やるならとことん付き合うぞ』とだけ言ってあった。覚悟はしていたけど、呼吸も出来ないぐらい苦しかったです」。 南関ラインの先頭を任された堀内が2段駆け覚悟の玉砕先行でくることは容易に想像できた。レース展開のカギは竹内が先行争いに付き合うかだけ。そして、竹内の選択を「勝ち負けはもちろん重要なんだけど、雄作には他にも大事な勝負がある。それは今後にもつながるから」と吉田は全面的に支援した。 決勝12Rは、準決同様に2段駆け態勢の南関勢（郡司浩平－渡辺雄太－岡村潤－和田健太郎）が相手。今度は自分が魅せる番だ。

「佐々木さんだけ違った」。前検練習1班の選手から、佐々木康幸（45＝静岡）の動きを評価する声が相次いだ。 佐々木の相棒は、優出5回、優勝1回の好実績を誇る70号機。もちろん佐々木自身も「エンジンは良かったですよ。回転の上がりがスムーズでした」と好感触を口にした。初日は12R選抜戦1号艇と8R2号艇。自信を漂わせた穏やかな表情から、連勝発進を予感させた。

12Rの選抜戦は渡辺浩司（35＝福岡）が逃げを決めた。コンマ14のトップスタートを決めるとしっかり先マイした。主力がひしめく初日最終レースで、他艇を寄せ付けない力強い走りを見せた。 渡辺も「出足、回り足は満足がいくレベルになった。行き足がもう少し欲しいが中堅上位はある」と笑みを浮かべていた。初日は3、1着にまとめた。2日目は2、10Rの6、3枠の2走。さらなる得点を積み重ねる。

大村ボートで16日から「チームラボ　学ぶ！　未来の遊園地」が始まる。15日にイベントホールでプレオープニングセレモニーが行われた。 園田裕史市長は、「大村ボート場を地域交流の場にするための開催であり、収益を子どもたちや多くの市民に還元したい」とあいさつをした。その後、かたまち保育園とゆりかご保育園の園児約70名が、九州初登場の「巨大！つながるブロックのまち」などを楽しんだ。期間は来年1月14日まで無休で、午前10時から午後6時まで（最終入場は午後5時30分）。大人1200円、中高校生800円、子供（3歳以上）600円、2歳以下は無料。大村市民は、公的身分証明書の提示で、大人1000円、中高校生400円、子供（3歳以上）は300円と割り引きされる。

全くブランクを感じさせなかった。鎌倉涼（29＝大阪）が約3年ぶりの実戦復帰となった2Rをまくり差しで快勝し、大いに存在感をアピールした。 「少しはファンに貢献できたかな。ただ、最初だけ良くても仕方がない。最終日に自分らしいレースができるように頑張ります」。まだまだ万全の状態とはいえないが、それでも結果を残すところはさすがの一言。今後の走りから目が離せない。

113期の増田仁（33＝広島）は警察官から競輪選手に転職した異色レーサーだ。安定した公務員を捨ててまで好きな道を選んだオールドルーキーだけに、話しぶりや考え方もしっかりしている。 「基本は先行。ただ、もう33歳だから若い選手みたいな先行をするつもりはない。そこは先輩の吉本（哲郎）さんに、乗り方やセッティングを教えてもらって勉強させてもらってます」。 まだ優勝こそないが、来期あたりブレイクしそうな魅力を感じる。「600メートルをいかに走るかが僕のテーマ。3日間、バックを取るレースをします」とやる気満々だった。

鈴木竜士（24＝茨城）が7月弥彦以来のG3決勝進出を決めた。準決10Rは、打鐘前から主導権を握ると、マークした諸橋愛の援護もあって2着に逃げ粘った。諸橋の失格判定で手放しでは喜べなくなったが「やっと先行選手らしい競走が出来た」と安堵（あんど）。 「前2日間が先行していなかったので、少し仕掛ける時に不安があった。でも、準決で駆けられたので、もう大丈夫。今回は（優勝を）取るつもりで来ていますから」。 先行で勝ち上がれたことで自信も回復。大きく飛躍した今年をG3初Vで締めくくりたい。

いつも検車場でジョークを飛ばして笑わせてくれる柏木伸介（39＝静岡）がいつになく真剣だった。 「今節はS級勝負駆けなんです。しかも矢口（大樹）が追加で入ったでしょう。燃えないわけにはいかないじゃないですか」。 近況も4場所連続決勝進出と上昇急だ。「前回の川崎までは何となく決勝に乗れた、という感じだったけど、川崎は自分で乗ったと確信できた。いつもは集中力散漫だけど今回の柏木伸介は違いますから」とコメントも力強かった。

井上将志（31＝福岡）が立川を今後のドル箱バンクにしそうなムードだ。 当地はデビュー9年目にして初参戦だったが、準決8Rでは木村幸希の先行をあっさりかわして快勝。「道中は楽だったし、ここは走りやすい」と笑顔で振り返った。決勝メンバーが決まり、今度は来期S級で先行意欲満々の藤井昭吾の番手を回れることに。「チャンスですね。実はまだ1、2班の優勝がないんです。明日（決勝）も勝って、最高の印象を持って立川から帰りたい」と期待に胸を膨らませていた。

黒野元基（22＝愛知）が初日は5、1着。9Rを差して押し切り、早くも今節初白星を挙げた。 初日は水面状況が悪く4、5R以外は全て安定板が付いた。そんな波水面の中で「（初日9Rは）チルトを0・5度に上げて行きました。3Rよりは重さはましになりましたね。ただ、それでもまだ重いので、安定板が外れたら、ペラは調整していきます」。2日目は4Rの1回乗り。早くも絶好枠の1号艇が巡ってきた。ペラ調整で重さを取ってイン逃げを決めて、さらなるポイントアップを狙う。

実績機の多くがお蔵入りとあって、低調機シリーズの趣もある今シリーズ。その中で地元の期待を一身に背負う存在が池永太（33＝福岡）。 「全体的に悪い感じはなかった。まだ合ってないのでペラ調整をやる」と上積みも十分に期待できる。初日のメイン12Rドリーム戦を勝って波に乗りたいところだ。

明日16日に行われる決勝のメンバーが、下記の通り発表された。 ◆12R・決勝（発走＝16：40） 【1】渡辺　雄太（静岡） 【2】鈴木　竜士（茨城） 【3】吉田　敏洋（愛知） 【4】岡村　　潤（静岡） 【5】東口　善朋（和歌） 【6】三谷　将太（奈良） 【7】郡司　浩平（神奈） 【8】神田　紘輔（大阪） 【9】和田健太郎（千葉） ＜左から車番・選手名・登録地＞ ※各選手データ、予想印等の詳細は、今夜公開される無料WEB予想紙「PDF新聞」を、ご覧ください。

明日16日に行われる「レインボーカップA級ファイナル」のメンバーが、下記の通り発表された。 ◆9R・レインボーカップA級ファイナル（発走＝14：50） 【1】丸山　啓一（静岡） 【2】島田　竜二（熊本） 【3】吉田　茂生（岐阜） 【4】加倉　正義（福岡） 【5】嶋津　拓弥（神奈） 【6】日当　泰之（青森） 【7】太刀川一成（千葉） 【8】笹倉　慎也（富山） 【9】安部　達也（埼玉） ＜左から車番・選手名・登録地＞ ※各選手データ、予想印等の詳細は、今夜公開される無料WEB予想紙「PDF新聞」を、ご覧ください。

山田康二（30＝佐賀）が地元で念願のG1初優勝を決めた。コンマ11の全速スタートを決めると、2コースを壁に豪快逃げ。バックでは後続を突き放す完勝劇。2着に平本真之、3着に菊地孝平が入った。 「1Mでいいターンができた」と早々に優勝を確信した。ゴールした瞬間、会心のガッツポーズが出た。 来年3月のSGクラシック（戸田）の権利を得た。「夢だった地元のタイトルが取れた。もっと頑張って今度はSGのタイトルを持って帰りたい」。大勢の地元ファンが集まったステージで終始、笑顔だった。

この日は準決3個レースを中心に開催された。 10Rは東口善朋（和歌山）が後方から３角イン強襲を決めて１着。11Rは地元エース渡辺雄太（静岡）、12Rは郡司浩平（神奈川）が、ともに４番手まくりで快勝した。渡辺は２連勝、郡司は無傷の３連勝。 いよいよ明日16日は、12Rで決勝が行われる。また、9Rは「レインボーカップA級ファイナル」。嶋津拓弥（神奈川）丸山啓一（静岡）吉田茂生（岐阜）らA級1・2班の成績上位9人が、S級特昇を懸けた一発勝負で熱戦を展開する。 ※明日の出走メンバー、予想印等の詳細は、今夜公開される無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」を、ご覧ください。ページ上部メニューボタンの「PDF新聞」を押すと、無料ダウンロードできます。

山田康二（30＝佐賀）が、地元でうれしいG1初制覇！　インから豪快な逃げを決め、独り旅。バックでVを確信した。ピットに引き揚げると、競り負けて4着だった地元の先輩・峰竜太が、後輩Vに感激のあまり山田と一緒に泣きだす場面も。2着争いは平本真之（34＝愛知）が、3着は菊地孝平（40＝静岡）。 無風のベタ水面。進入も平穏で、スタート展示と同じ枠なりの3対3。コンマ07のトップスタートは3コース菊地だったが、内の山田はコンマ11、2コースの平本がコンマ09で伸び返した。2コースが絶好の壁になった山田は、落ち着いて先マイを決めた。 払戻金は2連単（1）－（2）で400円、3連単は（1）（2）（3）で1330円。 （注＝成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください）

10R発売中に吉川元浩（46＝兵庫）のグランプリ出場壮行会が行われた。9年ぶり4回目の大舞台となる。「久しぶりですし、18人になってから初めてなので、慣れるまでどうかですね。もう1号艇（トライアル1st）は決まっています。大事になるしドキドキしています」と、フライング休み明けでの大勝負となるが、いい緊張感を味わっている。 休みの間は趣味の釣りに没頭していた。「実は明日（16日）、太刀魚の大会があって25人で争う決勝なんですよ。まあ、ずっと悪いエンジンを引いていたし、休んで釣りなどをして、リフレッシュできたと思います」と、にやり。住之江について「地元の次に相性がいいし、調整もしやすいです。そんなにエンジン差もないのであれば、1走1走に集中して頑張りたい」と、準地元水面で07年（第22回）以来となる黄金のヘルメット奪還に意欲を燃やした。

池田浩二（40＝愛知）がトークショーを行い、3回目のグランプリ制覇へ意気込みを口にした。 ファイナル進出へ必要なことを問われると「住之江は内が強いというか、ダッシュが利かないイメージがある。ポイントになるのは、枠とメンタル。レースでは緊張しないけど、さすがに枠番抽選は緊張しますね」と真剣な表情を浮かべる。グランプリ出場メンバーの一覧表を見ながら「このメンバーは緊張するところを見せない。笠原（亮）君ぐらいかな。分かりやすいのは（笑い）。でも、彼もやる時はやりますから」と話し、場内の笑いを誘った。

渡辺伸太郎（51＝佐賀）が得点率争いでトップに立った。ここまでオール3着以上の好成績。「回転が合っていないけど、伸びはいいですよ」とまずまずの仕上がりだ。 予選最終日の4日目は1R1枠、11R4枠の2走。このまま勢いに乗って1位通過を目指す。

レインボーカップA級ファイナルに出場する丸山啓一（43＝静岡）には、頑張らないといけない理由がある。 伊東記念に出場予定だった簗田一輝が直前の練習中に落車して欠場。「一輝には最近ずっと練習に付き合ってもらっていた。あいつのおかげで僕もここまで成績を上げられたのに…」と、欠場を余儀なくされた簗田の思いも背負って今回は走る。 来年のS級定着は確定している状況。しかし、ここで特昇すれば、年末に静岡で開催されるグランプリシリーズに追加参戦できる可能性が出てくる。「それが最高のシナリオですね」。レインボーカップ9Rは、今期A級NO・1の嶋津拓弥を目標に、南関勢3人で上位独占を決めるつもりだ。

＜峰竜太（33＝佐賀）賞金2位＞ 今回のグランプリは2位での選出になるが、自身の評価は低く反省点も多い。「G1を2個勝ったが若松オーシャンCの準優の1号艇でミスをしてから悪い循環に入った。僕はいい時はイケイケで行けるんですが、自信をなくしていた。それが悪い方に出て、納得できないレースが多かった」。 昨年は初めてGPの優勝戦を経験した。結果は3着に終わったが「高揚感が大きかった。ご褒美みたいな舞台でした」と自信を深めた。「いい時は120％の力が出る」。今年の年末は、泣き虫王子がうれし泣きで締めくくる。 ＜長嶋万記（37＝静岡）賞金2位＞ 結果を残した1年だった。9月からハーブデトックスを始めて、体質改善を行いレースに集中できている。「混合G1で通用するターンを意識してますが上のレベルに入るとまだまだ」と向上心を忘れない。 レディースチャンピオンも今まで結果を求めて頑張ったがうまくいかなかった

道上千夏らしい一撃が飛び出した。 2日目6Rは5コースからただ1人コンマ0台のスタートを決めると、一気にまくり切った。「出足も伸びもいい人にはやられるし普通。乗り心地も来てない。スタートは合えば行きやすいですけどね」。初日後半のタッチスタート後も、攻めの姿勢を貫いている。現状では抜け駆けスリットが頼りだが、7号機の素性は悪くない。3日目9Rはパワーを引き出してインから連勝を目指す。

岸本雄貴が当地の看板機の1つ、61号機をゲットした。 前節、古田祐貴が節一級の伸びで優出したエンジンだ。前検の手応えも「水面が悪くてよく分からなかったが伸びは良さそうですね」と満面の笑みで手応えの良さを口にした。「チルトが1・5度だったから枠に応じてチルトは考えていく」。初日は8R6号艇の1回乗り。大外枠から強力な伸びで大まくりも十分ありそう。初日に限らず節間通して狙ってみたい。

福岡支部長の藤田剣次がピンチをしのいだ。 予選7Rは任せた井上将志はまくり不発だったが、外を伸びて2着。「練習できなかった割には良かった」とホッとした表情を見せた。前検日の13日は定刻に自転車が届かず配送されたのは午後5時過ぎ。その前2日間は都内で選手会の公務があり、計3日間練習ができなかった。ハンディを克服しての準決進出に「レースでもがいたので明日（15日）はもっと良くなるはず」。準決10Rは多田晃紀の番手から3場所ぶりの決勝進出を狙う。

2予9Rで7番手からまくった竹内雄作は、1番時計タイ（9秒7）をたたき出した。 それでも「先行できなかったし、先に1回動けば流れも変わっていた」と反省の言葉が出るのは、かつて『先行日本一』と呼ばれた男のプライドだ。「いろいろやらないと勝てないのも分かっているけど、まずはあの頃の足に戻すために頑張っている」。 準決12Rは2段駆け態勢の南関勢が相手でも、小細工は考えていない。

静岡の若きエース渡辺雄太が地元勢に初勝利をもたらした。 2予10Rは、打鐘前から飛び出してペースをつかむと、別線の自力型を完封。最後は3番手強襲を狙った高橋陽介を振り切り「久々の先行できつかったけど、バックでスピードに乗せられたので、まくられることはないと思った」と胸を張った。 この逃げ切りでリズムに乗ったはず。準決11Rも同県の先輩2人の前で果敢に風を切る。

【松井律・競輪黙示録】 2予に入るとレースの激しさが増し、落車が2人、車体故障が3人も出たのは残念。しかし、地元の渡辺雄太、晴智がそろって勝ち名乗りを上げ、大会はヒートアップしてきた。 ◆5R　前回覇者の早坂秀悟が2予で脱落。脇本雄太仕様のフレームを使用していたが「まだ踏みこなす技量が僕にはない」と、今日から以前のものに戻した。ここは後続をちぎって勝つ。（3）－（2）（4）－流し。 ◆7R　レース内容がいい志佐明に期待する。神田龍さえ押さえてしまえば、マイペースで運べるメンバー構成。（7）－（1）（3）（2）－流し。

【10R：準決・こう戦う】 鈴木竜士　優秀は小さなミスが敗因。自力。 野原雅也　勝ち上がれるように、しっかり自力で頑張る。 和田健太郎　同県の岩本君へ。 岩本俊介　動いて位置が取れたのは収穫。自力で戦う。 堤洋　黒田君に任せます。 青井賢治　中四国の3番手。 諸橋愛　再度、鈴木君へ。 黒田淳　自力基本の競走。 東口善朋　2予は石塚君をうまく残せて良かった。野原君に任せる。

【12R：準決・こう戦う】 郡司浩平　優秀は作戦通りに運べた。堀内さんに。 竹内雄作　自力で戦います。 大槻寛徳　高橋君を目標に。 三谷将太　中部勢の後ろへ。 堀内俊介　2予はいい緊張感の中で走れた。自力勝負。 山田敦也　荻原君が頑張ってくれたおかげ。北日本3番手。 渡辺晴智　前を抜いているから悪くないね。神奈川勢。 高橋陽介　レース内容はいいと思う。中団以内で自在。 吉田敏洋　竹内君に任せる。

【11R：準決・こう戦う】 原田研太朗　2予は組み立てが下手だった。自力で戦う。 岡村潤　新田さんに任せてもらえたので渡辺君目標。 神田紘輔　石塚君に任せる。 新田康仁　地元3人で結束。 渡部哲男　優秀は迷いがあった。四国同士の原田君へ。 石塚輪太郎　積極的に自力で。 渡辺雄太　地元ラインで決まるよう自力で頑張ります。 大坪功一　四国勢の後ろへ。 北野武史　竹内の強さが異常だった…。ここは近畿勢。

【10R：準決・推理】 鈴木竜士－諸橋愛に再度期待した。鈴木は伊東八景賞で諸橋と共倒れしただけに、今度こそ主導権を取る。展開は諸橋に向くだろう。当面の敵は岩本俊介－和田健太郎。岩本のまくりの威力は争覇級だけに、この勢いをもらう和田の突き抜けは一考したい。東口善朋は野原雅也の動き次第だ。

【11R：準決・推理】 地元・渡辺雄太を狙う。同期の石塚輪太郎を相手に主導権だけは譲れない。番手の岡村潤が新田康仁の前を回る以上、仕事に専念するはずで、渡辺の逃げ切りが勝負車券になる。原田研太朗は中団を確保して先行争いを誘えるか。一発は十分ある。渡部哲男は展開を問わず連下に挙げたい。

【山本幸史・Ｖライン】 ◆12R・準決　番手回りの郡司浩平が勝ち切る。堀内俊介と郡司は、地元の総大将の渡辺晴智が3番手となったことで、互いに意思疎通を確認した上で、前後を決めた。 竹内雄作の先行をまくれる選手は、そういない。堀内は逃げの一手しかない。また、郡司には渡辺を決勝に乗せる役目もある。番手からシビアに出て、渡辺と上位独占だ。南関車券で勝負したい。 ただし、竹内－吉田敏洋の連係はG1級。堀内が甘さを見せた時は竹内が先制する。番手吉田の逆転は五分とみていい。タテ足が切れる大槻が連穴候補だ。

今日は10～12Ｒの準決3個レースをメインに行われる。 12Rは2段駆け態勢の南関ラインが強力。堀内俊介を利す郡司浩平－渡辺晴智の首位争いが有力だ。 11Rは2予での先行力が光った地元エース渡辺雄太、10Rは伊東八景賞に続く鈴木竜士－諸橋愛の連係が注目される。 ※各レースの出走メンバーや予想印等の詳細は、現在公開中の無料WEB予想紙「ニッカンPDF新聞」を、ご覧ください。ページ上部メニューボタンの「PDF新聞」を押すと、無料ダウンロードできます。

下岡将也（22＝三重）が準決4Rを狙い澄ましたバックまくりで快勝した。 「思った通りの（前でやりあう）展開でした。でも自分で言うのもなんですが、仕上がってます」と自信たっぷりに話した。前走6月の地元戦でも連勝突破しながら決勝は4着に敗れた。「今回は単騎だけど、状態もいいし優勝を狙いたい」と待望の初Vへ意欲を燃やしていた。

松本琢也（34＝兵庫）が絶妙なペース配分で2Rを逃げ切った。 打鐘で先頭に立つと、スローダウン。巻き返してきた渋川聡士の仕掛けと同時にダッシュを生かして一気の発進。見事に押し切った。「3番（渋川）が踏んだら合わせようと思いました。後ろ（地元の田前義守）には迷惑をかけましたが、自分のペースでいけました」と喜んだ。最近は敗者戦での自力1着が目立つ松本。最終日も見逃せない存在だ。