南太平洋の世界遺産、英領ヘンダーソン島に、日本製品のごみを含むプラスチックごみが、大量に流れ着いている。砂浜にあるプラごみの密度は、これまで世界で報告された中でも最悪級だという。豪州や英国の研究チームが、米科学アカデミー紀要に発表した。 ヘンダーソン島は南米と豪州の間に浮かぶ絶海の孤島。面積は約37平方キロメートルで那覇市よりやや狭いほどだが、希少な生物のすみかで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録されている。南半球の海流の影響で、ごみが流れ着きやすいという。 研究チームは2015年に海岸のごみを調査。99・8%は水に浮きやすいプラスチックで、島全体では約3770万個、重さ約17トンと推定された。 ごみの密度は砂浜の表面で1平方メートルあたり最大で約671個。10センチほどの深さに埋まった微小なごみは、最大で同4496個と推定された。廃棄された場所は不明だが、由来が判別可
城下町・愛知県犬山市の議長に就いた ビアンキ・アンソニーさん(58) ブルックリン生まれの生粋のニューヨーカー。全国市議会議長会にもデータはないが、「外国出身の議長はおそらく私が初めてでしょう。注目されれば、犬山のPRになります」。 2度目の挑戦となった議長選。事前の票読みでは劣勢だったが、10対9で勝利。投票前に「議員間討議の促進を」と演説し、票を引き寄せた。支持した市議は「順送りや根回しで決めた議長では、議会改革を次の段階へ進めることはできない」と期待する。 ニューヨーク大で映画を学んだ後、仏教と禅に興味を持ち、約30年前に初来日。木曽川沿いの国宝・犬山城や伝統文化にひかれ1996年、市立中学の英語講師になった。教育方針をめぐり、市教育委員会とは何度も衝突した。「前例主義の行政を変える」。日本国籍を取得し、2003年に挑んだ市議選でトップ当選した。 議員になって、市当局との質疑… この
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く